episode 27 内緒の待ち合わせ ページ27
カスミ「ありがとうございましたー＾＾」
今日最後のお客様のお見送りを終えて、ほっとひと段落。
SNSを見て指名して来てくれるお客様が増えてとても嬉しい！
ﾕｼﾞﾝ「お疲れ様です、ヌナ^ ^ ヘルプに入れて勉強になりました！」
カスミ「こちらこそありがとう！助かった、、笑」
＿＿＿＿＿あの告白の一件からも普段通り接してくれるユジン。
最近、いい感じになってる子が出来たって嬉しそうに話してくれた。
素直で優しいユジン、、、私はあなたの幸せを心から願ってるよ。
片付けを済ませてロッカールームへ。
スマホには２件のメッセージが、、、
メッセージ：ユンギ
仕事お疲れ。今日は作業部屋に篭るけど、明日は会えるから。
いつもながらのシンプルな文面と共に、作業部屋の画像が添付されていた。
パソコンや楽器、音楽機材で溢れてる。
同じ空気を吸ってるような気持ちになって、ついにやけてしまう。笑
《無理しすぎないでね。ファイティン！》
と短めのメッセージを送信。
もう１件のメッセージは、
メッセージ：ジョングク
ヌナ〜、お仕事お疲れ様＾＾ このメッセージ見たら、ここに来て。待ってるから。
と、地図のURLが添付されている。
昨日の宿舎での出来事から、ジョングクさんをつい警戒してしまう。
大丈夫、気のせいだ。
親切心で私たちを心配して何かあったら相談にも乗ってくれると言ったと思う、、
今日だって、ヘアメイクの相談とかだろう。
《お疲れ様です！わかりました＾＾》
なんとなく気持ちを奮い立たせて待ち合わせ場所へ向かった。
＿＿＿＿＿＿、
地図アプリを頼りに着いた場所は、地下へと螺旋階段が続いてるおしゃれなバーだった。
末っ子マンネのジョングクさんとのイメージのギャップに驚きつつ、階段を降りていく、
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「あ、ヌナ！こっちきて！」
カスミ「シーっ！ジョングクさん、そんな大きな声出すと周りにバレちゃいますよ！汗」
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「大丈夫！ちゃんと変装もしてるし。笑 何か頼みなよ^ ^ あ、お酒飲めたっけ？打ち上げの時ジンジャーエール飲んでたよね？」
カスミ「あー、あの時は次の日の仕事に支障が出ないように気をつけてたので。笑 お酒は飲めますよ！ すいません、ジントニックを、、」
間接照明のせいか、昨日より大人の色気が漂ってるように見えるジョングクさん。
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「ねぇ、、ヌナの事もっと教えてよ、」
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作者名：Apple | 作成日時：2022年1月3日 20時
