episode 25 天使か悪魔 ページ25
カスミ「ジョングクさん、、、あ、お邪魔してます！先日の撮影はお疲れ様でした！」
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「いいよ、ヌナ、、、ゆっくり掛けててよ、＾＾」
、、、あれ？この前の印象とちょっと違うかも。
お会いするのも3回目だし、慣れたのかな？
上下スウェットのジョングクさん。
きっとハイブランドのスウェットなんだろう。
生地が全然違うもん。
冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出し、ゴクゴク飲み干している。
何もする事もないので、リビングの中を眺めていると、お洒落な絵画や沢山の本、誰かがウエイトトレーニングで使いそうなダンベルなんかが置かれていた。
ユンギも筋トレしてるって言ってたなぁ、なんて考えると自然とにやけてしまう、、、
すると私の隣にジョングクさんが座る。
正直、かなり広いソファでこんなに近くに座るのはおかしい気がした。
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「ユンギヒョン待ってるの？」
カスミ「あ、はいっ！ 、、、多分すぐ戻ってきてくれると思います、」
なんだろう、威圧感のあるオーラ。
ジョングクさんは末っ子マンネさんなんだよね？？
こちらが遥かに年上なのに変に緊張してしまう、、、
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「付き合ってるんだって？ユンギヒョンと、おめでとう＾＾」
カスミ「あ、ありがとう。笑 」
おめでとうなんて、つい嬉しくなってにやけてしまう。
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「ねえカスミヌナ、連絡先教えて？」
カスミ「、、、、え？？ どうしてですか？、、」
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「ユンギヒョンと何かあった時、誰か相談できる人がいると安心でしょ？、、それにヌナにヘアメイクの事も相談したいんだ、、、連絡だけなら問題ないでしょ？ ほら、スマホかして、」
、、、たしかに何もない方がいいけど、仮にユンギと何かあったら近い人に相談したい、とは思う。
BTSのSUGAが彼氏なんて他の友達には言えないし、ユリさんに相談しても筒抜けだしな、、、
勿論、私の専門分野の悩みなら誰であろうと力になりたい。
気がつくと、あっという間にジョングクさんの連絡先が携帯に入っていた。
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「ユンギヒョンには内緒ね。」
なんて人差し指を口元に当てるジョングクさん。
ニコニコと笑顔を見せてリビングから出て行ってしまった＿＿＿＿＿＿＿、
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作者名：Apple | 作成日時：2022年1月3日 20時
