episode 21 止まらない想い�� ページ21
ﾕﾝｷﾞside
撮影が始まる＿＿＿＿＿
実は撮影が始まる前に他のメイクヌナがカスミヌナの事を話していた。
普段は興味ないけど、ヌナの事なら話は別。
でも俺の心配は一瞬で消えた、
ﾒｲｸ「悔しいけど、手際も良いし文句の付けようがないよね！仕上がり時間も早いし。あの人のスタイリング動画実はかなり参考にさせてもらってるのよね。笑」
ヌナ、よかったな。俺も嬉しい。
撮影中無意識にヌナを見てると、目が合ってしまった。
やばい！
でも変に逸らすともっと変だ、
内心焦っている俺に笑ってくれたヌナ、
ヌナにとって俺はどんな風に写ってる？
年下の男は頼りなくて興味ないのだろうか？
ダメだ、今は集中しなくては。
【OKです！】
カメラマンの合図で無事撮影終了。
メンバー全員がヌナを打ち上げに招待したいらしい。
一緒にいられる口実ができた。
メイクオフしてくれる間、かっこよかったです、って。
頼むからそんな可愛い顔見せないで。
今、心の中の矛盾と戦ってる。
好きだって、気づいて欲しい、
いやダメだ、今の関係を壊してしまうような事は絶対にしちゃいけない。
胸がちくちくしたまま、打ち上げ場所へ向かう。
ヌナは他のスタッフと一緒に向かってしまった。
俺の車には何故か助手席に、ジョングクが乗っている。
ﾕﾝｷﾞ「ジョングガ、何でこっちに乗ってんの」
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「、、、ヒョン、さっきの人、、俺もヘアメイクお願いしたいです、」
ﾕﾝｷﾞ「何でだよ、俺の専属だから無理だよ、、お前お気に入りのメイクヌナがいるだろ、」
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「あの人、、良い匂いがします、。それに俺、一目惚れしました、」
心臓が大きく脈を打つ。
何で今なんだジョングク。
俺だけのヌナだ。
可愛い弟のジョングクだけど、絶対に渡せない。
ﾕﾝｷﾞ「、、、悪いけど、俺も好きだから、俺の方がヌナの事よく知ってる、それにお前のタイプとか真逆だろ、ヌナはっ、」
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「よく知ってるとか俺の理想のタイプは関係ありません、 これからたくさん知ればいいし、今の気持ちが大事です」
イライラする。
でもこれで覚悟が決まった。
想いを打ち明ける覚悟が、、、
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作者名：Apple | 作成日時：2022年1月3日 20時
