48 sho side ページ10
『あ？黄瀬じゃねえか。何してんだこんなとこで』
sho「ッ！…A先生」
階段下に座り込んでいると、上の方からA先生の声。
そういえば、この階段の近くは科学室だったか。
唐突に降ってきた言葉にどう返答すればいいのか分からなくて、曖昧に笑って誤魔化そうとした。
sho「あー…なんでもないっすよ！ちょっと休憩してただけなんで」
『…人にとやかく言うことはしねえが、無理はすんなよ』
その言葉に、胸の奥が微かに疼いた。
mb「なあ黄瀬！これ見ろよ！めちゃくちゃおもしろいよな！？」
sho「え？…あー、うん！めっちゃおもろいわ！！」
mb「だろ？やっぱお前は分かってるよな！」
嘘。全部全部、真っ赤な嘘だ。
全然面白くない。
何が面白いのか分からない。
でも、周りに合わせて嘘をつく。
一人になるのが怖いから。
皆から好かれる"ニンキモノ"でいたいから。
どこかに、オレを見てくれる人はおらんのかな
『よう、また会ったな黄瀬』
sho「！！A先生…」
後ろから、大好きなA先生の声が聞こえる。
関わってしまったら、また苦しくなるのは分かっているのに。
心臓の鼓動がうるさい程に跳ねていて、聞こえやしないかとヒヤヒヤした。
『…お前、なんか無理してねーか？』
sho「…えっ」
眉を顰めた先生に指摘されたことに酷く驚いて、思わず息を飲んだ。
なんで、どうして分かったん？
誰も、そんな事に気付かなかったのに。
その言葉は先生に届いていたらしく、すぐに返事が返って来た。
『は？そんなん簡単だろ。生徒の体調くらい見抜けねェと教師として失格だろうが』
ごく当たり前のように言う先生の姿が、輝いて見えた。
ああ。
先生だけが、気づいてくれた。
先生しか、気付かんかった。
俺も、先生の唯一になりたい。
だったら、邪魔な奴は皆消せばええやんな？
先生、待っててな。
先生の唯一になれるよう、頑張るから。
＿＿＿＿＿＿
はい皆様！お久しぶりです！！
作者です！！
一時的に投稿できる状況なので投稿しました！！
これからもできたら頑張るからおうえんしてな！
まだまだ続くからね！！
何か完結ってなってるけど！！
あと文章下手になってて泣いた！！！
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通りすがりの一般人 - mnちゃん達が主君に食べさせてたお菓子ってもしや手作り…ってコト…⁉ (4月26日 23時) (
レス) @page15 id: 3abe2dada4 (このIDを非表示/違反報告)
みどやつ - うぅ…布団に潜ってるﾛﾛﾛ可愛すぎんか？さすが我の推し！！！ (3月28日 5時) (レス) @page14 id: 46fb34583d (このIDを非表示/違反報告)
樹乃(プロフ) - みどやつさん» ふっふっふ、お楽しみに！ (3月27日 6時) (レス) id: ac293fa2a7 (このIDを非表示/違反報告)
みどやつ - うわぁぁぁぁぁ！！！！わからん…でも次楽しみですぜ！ (3月27日 5時) (レス) @page13 id: 46fb34583d (このIDを非表示/違反報告)
樹乃(プロフ) - みどやつさん» さて、何でしょうね？ (3月26日 7時) (レス) id: ac293fa2a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：樹乃 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/hisui0touka/
作成日時：2023年12月30日 17時
