16 zm side ページ19
mb「ね、ゾムくんどこに行ったのかな？」
mb「えー、この辺にいるんじゃない？」
「…ッ！」
また、アイツらや。
俺のこと、まだ探し回っとるんか…？
怖い。
こわい？
怖いって…なんや？
今まで、そんな事思わんかったんに。
『おい、どうした？』
「ｯｯ！！」
…コイツにやったら、話してもええかもな。
「あんな、」
そうして、俺は語り始めた。
ずいぶんと支離滅裂な文章だと思ったけど、Aは、俺の話をちゃんと聞いてくれた。
相槌を入れたり、頭を撫でたり。
不思議と、嫌な気持ちはしなかった。
嬉しかったんや。
すごく、嬉しかった。
他の奴は皆、俺の見た目を怖がったりして、話なんて聞いてくれんかったし、
先生達は、俺がやったと決めつけるような奴らばっかやったから。
「ふ、う…ッ」
気が付けば、頬には涙が伝っていた。
『…泣いてンのか』
ああ、俺、泣いてるんや。
どうしよう、涙、止まらへん。
『我慢すんな』
「ｯは…？」
言っていることの意味が、分からなかった。
『泣いて泣いて、泣き終わった後にまた笑えることが、本当の強さだと俺は思う』
「ｯ…！」
もう、ダメだった。
涙が溢れ出る。
まるで、ダムが決壊したみたいな、そんな感じ。
Aに抱き締めてもらった。
俺を、「ゾム」ではなく「鳥井希」を見てくれているように感じて、嬉しかった。
この人が、この人だけが、俺を見てくれる。
なぁ、A。
もう、突き放したりなんて、しないよな？
先生だけは、俺を見てくれるやろ？
ああ！
なんって嬉しいんやろう！
大好き、だいすきや。
先生、愛しとるよ。
これから、ずうっと一緒に居ろうな？
━━━
えっ…もうこれヤンデレじゃね？
激重感情どころじゃなくない？？？
てかあれだ、同じようなシチュエーションばっかで申し訳ない…
ｱﾉｰ、ﾃﾞｷﾚﾊﾞｺﾒﾝﾄﾃﾞﾀﾞﾚｶﾞﾄﾞﾉｼﾁｭｴｰｼｮﾝﾃﾞｵﾁﾙｶｲｹﾝｦｸﾀﾞｻｲ…
ﾃﾞｷﾚﾊﾞﾃﾞｲｲﾝﾃﾞ…
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まかろん - どーもーゴッドでーす (3月6日 22時) (
レス) @page22 id: 0b9bf29afb (このIDを非表示/違反報告)
樹乃(プロフ) - 塗さん» ふふふ、sypさんの会はめちゃくちゃ上手くできたと思うので嬉しいです！ (12月30日 5時) (レス) id: df66a330f6 (このIDを非表示/違反報告)
塗 - 返信ありがとうございますぅぅ…まじでsypさん、ヤンデレ全開でサイコーです!! (12月29日 21時) (レス) id: d1b072df9a (このIDを非表示/違反報告)
樹乃(プロフ) - 通りすがりの一般人さん» えっへへへ…sypさんはストーカー型からの妄想型にしていきますよえへへへへw← (12月28日 12時) (レス) id: df66a330f6 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりの一般人 - 初っ端からフルスロットルなsyp様に変な声出してニヤニヤしてしまった・・・ (12月28日 12時) (レス) @page47 id: 3abe2dada4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：樹乃 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/hisui0touka/
作成日時：2023年10月5日 7時
