畑が好き。いや、大好き。 (ページ2)

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たなっちside

それは、唐突に起こった出来事だ。

僕はいつも通りはじめさんの家に来て、編集して、撮影をしていた。

は「おい！お前らああぁぁぁ！今週末、この家に女
が来るぞ！」

急にはじめさんが俺ら畑メンバーにそう叫んだ。

だ「いや、言い方笑でも、この家に女性はなかなか
来ないんじゃなんですか？」

確かにだいちくんの言うと通りだ。
多分、このはじめアミューズメントパークに女性が来るのは初めてだ。

よ「ちなみに、これは誰が来るか教えてくれないん
ですか？」

は「そうだなぁ～。別に言っても良いけどー、言わ
ない方が楽しみが増えていいんじゃないかと思
うんですけど、どーします？」

た「良いんじゃないですか。それで。楽しみがある
方が色々とやる気も出ますしね。」

最初はあまり興味は湧かなかったけど、はじめさんが家に連れて来る女性だ。
僕もそれなりに少し興味は湧いて来た。

だ「うわぁ。待ちきれるかな～。」

ちなみに、だいちくんはめちゃくちゃソワソワしている。

た「だいちくん少しは落ち着いてください。」

は「まぁまぁまぁ、今週頑張れば会えますよ！
では、皆さんも今週末をお楽しみに！」

こうしてカメラの電源が切られた。

た「じゃあ、楽しみも増えたので編集しますか」

編集を始めようと部屋に入ろうとした時にボソッとはじめさんが僕に言った。

は「あ、たなっちは1回会ったことありますよ」

た「え？」

そんな事言われて思いつくのはもう、1人しかいない