不思議と雨。 ページ5
廉side
うわぁ今日、午後大雨やん…最悪や。どーせまた頭痛くなるんや。もう、ほんま雨嫌いやわ。学校無いだけマシか、でも、今日みんな家出てくもんな。1人で何とかできるかな…
玄「れんー?」
廉「なんや。」
玄「ふふっ笑やっぱり不機嫌だ。」
廉「笑うなや。ほんまそーゆーのだるい。」
玄「ごめんごめん。1人嫌だ?」
廉「……べつに。1人でいい!」
玄「そっかぁ。廉が1人でいいって言うなら、仕事行っちゃおうかなー。」
うるさいな朝から。こっちの気持ちも考えてや。雨の日の辛さなんてわからんやろ。ほっといてや。
玄「廉ー、ほんとにいいの?廉がいて欲しいならいてあげるよ?1人で大丈夫なのー?」
廉「…ッ」
玄「否定しないってことは肯定でいいの?笑」
廉「…好きにしろや。」
玄「じゃあ家にいよっと笑 れん、もうみんな行っちゃったけど、どーする?なんかする?まだ体調大丈夫でしょ?」
廉「うるさいなぁ。ほっといて。」
玄「…廉?病は気からでしょ?テンション下がってたら酷くなるかもよ?」
廉「そんなん嘘やろ。玄にいには分からんわ。俺の辛さなんて。」
玄「まぁ、全部は分かんないかな、でもね廉とは違うけど、俺もいろいろ、あったんだよ?」
廉「…。」
玄「俺、不思議ちゃんとか変な子って言われてたんだ。」
廉「不思議ちゃん…?」
玄「なんかね、霊感とか、そーゆーの感じやすくて昔から。嫌な感じとか感じるとお腹痛くなるの。」
廉「そーなんや、」
玄「けどさ、みんな分かってくれなかったんだ、仮病だろとか、俺だって霊感もってるけどそんなんならねぇよって。けどさ、俺がおなか痛くなった日は必ず不幸なことが起こるんだ。だから、みんな少しは信じてくれる人もいた。でも、、、、」
廉「でも…?」
玄「変な奴。って気味悪がっていじめてくる人もいたんだッ…」
廉「ッ!げんにぃ…ごめッ」
玄「いいんだよ。廉?だからね、辛かったら玄兄にいいな?誰にも分かってもらえない辛さは俺が少しは分かってあげるから。抱え込まないで。ね?」
廉「玄兄…グスッ…ありがとッ…」
玄「いいえ^ ^」
廉「あ!じゃあさ、玄兄が辛くなったときは俺が分かったる!(*´罒`*)」
玄「れん…ありがとうッ!」
〜みんなが帰った頃〜
優「あれ?なんか、前よりいっそう仲良くなってね?」
勇「ほんとだ、俺の玄兄…」←
紫「混ざりたい!!」
海「ダメ!」
廉「玄兄のおかげで今日辛くない!」
玄「それは良かったよ^_^」
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はち - 更新楽しみにしてます! (2019年11月23日 18時) (レス) id: 2a653efe53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あっぷるてぃ~ | 作成日時:2019年11月2日 15時