【文豪ストレイドッグス】マフィア幹部が捨て子を拾ったみたいです【中原中也】

26話 ページ27

夕方、俺は1度家に買ったものを置いて








Aを迎えに行った









ｶﾞﾁｬ









太宰「おぉ！おかえり中也！」









敦「おかえりなさい！お疲れ様です！」









鏡花「おかえりなさい…」









谷崎「おかえりなさい。すいません…なんか皆さんテンション上がってて」









Aが着せ替え人形のように服が着せ替えられていた









中也「いや…Aが泣いてねぇなら…別に…」









「うぅ！」









Aに近づくとAは笑顔になって









腕を伸ばしてきた









中也「沢山可愛がられたみたいだなA」









知らねぇ服も増えている…









敦「この服持ち帰っていいですよ！」









中也「え…いや…悪い」









太宰「社長が買ったものなんだ貰って行ってよ中也」









探偵社の社長が？！









気に入りすぎだろ…









まあ…金は浮いたし…いいか









国木田「貴様、朝は歩きだったみたいだな。送ろうか？」









中也「いや、チャイルドシートを買ったから車で来たありがとうな」









国木田「そうか」









荷物を全部持って探偵社を出る









太宰だけ俺を外まで送りに来た









別にいらねえけど…









太宰「社長も子守りくらいならいいってさ」









中也「その証拠にこの大量の服だろ…ありがとうな」









太宰「うわ！中也からお礼とか気持ち悪い！」









中也「あぁ？！俺だって手前に言いたくねぇよ！この糞鯖野郎！」









「うぅ…」









中也「あっ…悪い」









泣きそうになるAをあやし









チャイルドシートに座らせる









俺も運転席に座り窓を開け太宰に珈琲を投げる









太宰「？！」









中也「ちょっとした礼だ。素直に受け取れ」









太宰は驚いた顔をした後無駄にイケメンな笑顔を見せて









ありがとう









と言った









太宰「この珈琲嫌いなのだけどね」









中也「手前は余計な事をスラスラと…」









まぁ、いい









中也「じゃあな」









窓を閉めてアクセルを踏む



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太宰side









中也が去ったあと受け取った珈琲を飲む









太宰「元相棒のくせに…好きな珈琲すら知らないの？」









私は秒で飲み干しゴミ箱へ捨てた

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