転生したら、乙ゲーの悪役王子になってました

破滅フラグ　　第26 ページ29

バァァアン!!!






全「?!」






パーティー会場の扉が開いたと思えば、そんな威圧的な声がパーティー会場
内に響いた。






アマ父「それは......どういう事だ......アマツキ!!」






貴(えぇぇぇぇぇぇえぇぇえ?! 何で今来るのぉぉぉぉぉおお!!!)







そこに居たのは、なんと、アマツキ王子の父親だった！
しかも、母親も居るじゃないですか!!
タイミング悪！←







アマ「それは？...あぁ、さっきの発言の事ですか。どういう事かと聞かれ
　 ましても、私には“その言葉の通り”としかお答えできません。」



アマ母「アマツキ....どうか考え直して....。ルーナ姫との婚約を
　 絶対にしないだなんて....！ルーナ姫を第一候補にしたのは、
　 ちゃんと貴方の事とこの国の事を考えてした事なの......｡」



アマ「それでは、お母様は私とルーナ姫の意志も聞かずに、婚約を
　 させるんですか？その通りであれば、それはただの貴方達の
　 独断に過ぎません!!」
　


アマ母「そっ......そんな事は......。」
　
　
　

アマ「“ない”と仰るのなら、今ここで聞いて下さい......私達の
　 いや、＿＿＿＿＿









　 俺達の意志を!!」



　

貴『!!』





ん？
何か.......アマツキ王子、ゲームの時より親に対して強気な気が......？






ルーナ「まっ、少なくとも私はしたく無いね。まだ9歳ってのもあるけど、
　 婚約ってのは国も私達の評価や運命をも左右する、大切な物
　 なんだから、せめて意志位聞いてくれても....良いん
　 じゃねぇーの？」



アマ父「煩い!! 大体お前は明らかにルーナ姫じゃないだろ!! 本物の
　 ルーナ姫はどこだ!!」






うっわぁ〜......。
スッゴいこっわ!!

というか、ルピナス絶対火に油注いだでしょ(･_･;)






ルーナ「ハァ〜....これだから頭が堅い奴は....。良いか！アイツは！
　 いや、ルーナは二重人格者で！私はそのもう１人のルーナの
　 ルピナスだ！」



アマ母「え？ にっ、二重人格者？ ルーナ姫が？」




ルーナ「原因が何か知りたいか？ 原因は、過労とストレスと後＿＿＿


　









　 お前らみたいな単独的な奴らのせいなんだよ!!」
　



アマ父/母「「?!」」




　

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