1 プロローグ ページ1
バギッバギッバギ
「うわぁぁあぁぁぁ…ぁぁぁ…ぁ…」
《田中英祐 死亡。参加者全員死亡。》
キーンコーンカーン…
《3日目。ゲーム終了。ゲーム終了。お疲れ様でした。生き残った方は、生徒玄関前に集合してください。》
黒スーツの男はため息をついた。
「はぁ…。今回もゲーム成功者はいなかったか。」
資料にある、参加者の写真、名前には、すべて赤のペンで✕印が付けられていた。
パソコンの中にある「北川中学校」と書かれているデータを削除した。
「10校でこのゲームを行い、生き残ったのは、0人です。少し、鬼が強すぎるのでは?」
「そうだな。だが、このくらいの鬼と戦うことが出来ないと、あいつらとは相手にならない。早く次の学校を探さなくては。」
黒スーツの男は、しばらくパソコンを眺めたあと…
「…!文武中学校。ここにしよう。早速、学校側に連絡を」
「わかりました。」
「この学校で最後にするか…」
黒スーツの男は、パソコンの電源を落とすと、立ち上がった。
「今回は特別ルールだ。」
黒スーツの男は一人、不気味に笑った。
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:yumito、gin x他1人 | 作成日時:2017年11月19日 13時