イチャイチャ時間2

玉森さん ページ15

「あーーーーーーーー」

扇風機の前で
おっきく口を開けて

宇宙人ごっこをしてる裕太



『裕くん、うるさいよー』

「われわれはー宇宙人ー」




私の言うことなんて

この怪獣にとっては

なんにも聞こえてないらしい




しばらくして

宇宙人ごっこが終わったらしく

今度はかまってちゃん攻撃




「Aさん」

「したいなー」




すっごい可愛い顔して
頼んでくる




『ダメ』

『…裕、言うこと聞かないから』



ムッスーとして
胸を触ってきた



『…裕！だめ！』


「俺が待てできないの知ってるでしょ？」


『…ばか』



prrrr…prrrr


私の携帯から着信音が聞こえる


『出るね』



画面には○○の文字

仕事でなんかあったのか不安になる




『どうしたんですか？！』

「急にごめんね、女子がもらって嬉しい物ってなに？」


『あー彼女さんですかー？』


「そうそう、怪獣1匹飼ってる女の人に聞こうって思って笑」

『うふふふ、』




ねぇAさん、まだー？

おっきな声で駄々をこねる裕太



『えっとー藤ヶ谷さんから貰ったものは何でも嬉しいと思いますよ？』


え！ガヤ？なんで？

また、おっきな声をだす裕太



「まじで？わかった、ありがとな」

『はーい、失礼します』





電話を切った瞬間

押し倒されて

服を脱がされる




『裕くん、やだ』


強く押し付けられる手首


「ガヤとそんなに楽しそうに話さないでよ…」


下唇をゆっくり甘噛みされた


『…私は裕太が好きだよ？』

「…私の事好きにしてくださいって言って？」

『…ばか裕…変態怪獣……』

「…俺ずーっとAさんのこと好きだから」









『…いーよ？好きにして』





長い夜は始まった

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