年下 11 ページ13
A「………」
時刻は午後8時過ぎ、如何しよう…困ったな、帰りたいのに中々それを言い出せない。
私はビールを一口飲むと周りを見る、他の皆はすっかり酔いが回っていて話なんか聞いてくれなさそうだ…このまま帰れなかったら如何しよう?そう思った時…
?「…あの、先輩?」
A「え⁉…あ、あぁ…斗真君か、びっくりした!」
声を掛けて来たのは会社の後輩の夏川 斗真君だった…人懐こい性格で仕事熱心の好青年、彼は心配そうに私の事を見る。
斗真「す、すみません…先輩が周りを見ていたのが気になって、如何かしたんですか?」
A「…いや、実はさ…」
私は雅君を『親戚の子』という事にすると、彼に訳を話す…見たところ彼は酒を飲んでいない…話も通じそうだ
話し終わると斗真君は納得した様に頷いて、口元に柔らかい笑みを浮かべる。
斗真「そうでしたか、先輩は優しいですね…」
思わず此方まで笑顔になってしまう様な可愛らしい笑顔だ…雅君が猫ならば、斗真君は犬…かな?人懐こい柴犬って感じ
斗真「でしたら俺、先輩の事を家まで送りますよ!夜遅くに女性1人って、心配ですし…駄目ですか?」
斗真君が私の手を掴むと大きな目でジッと見つめる、そんな目をされたら断りたくても断れない!
A「…じゃあ、お言葉に甘えて、送ってもらおうかな」
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ミサぽん(プロフ) - 未紅さん» おぉ!お久しぶりです!此方こそ、宜しくね! (2016年10月1日 22時) (レス) id: 5bf4cfcaa2 (このIDを非表示/違反報告)
未紅(プロフ) - やあ。誰だか解るかな( 移住したって言ってましたけど久しぶりにやったら、すんなりログインできたんで。此方でもよろしくねー(ミクだよ) (2016年10月1日 21時) (レス) id: 78fcb9e04b (このIDを非表示/違反報告)
ミサぽん(プロフ) - 真理さん» コメント有難うございます!もっと甘くですか…リクエスト、承りました!続き…頑張って更新します! (2016年9月13日 8時) (レス) id: 5bf4cfcaa2 (このIDを非表示/違反報告)
真理(プロフ) - おもしろいです!あのリクなんですけど!もっと甘くできませんかね?あと、続きがきになります! (2016年9月13日 7時) (レス) id: debd3e2cc5 (このIDを非表示/違反報告)
ミサぽん(プロフ) - RIRIさん» RIRIだ!うわー、久しぶりだね!作品見てくれて有難う!これからもがんばります! (2016年9月4日 21時) (レス) id: 5bf4cfcaa2 (このIDを非表示/違反報告)
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