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年下 33 ページ35

雅「…なぁ…」

A「ん?如何したの?」

暫くの間、雅君の頭を撫でていたら彼が私の事を呼んだ…『如何したの?』と聞けば頭を撫でていた手を止めるとじっと彼を見つめる。

雅「…俺さ、まだアンタに話していない事が結構ある…」

俯きがちな彼から発せられた声は少し震えていた、けれど私は最後までちゃんと彼の言葉を聞こうと思った…何となくだけど、聞かなきゃいけないような気がしたから…

雅「今はまだ…話す事が出来ないけど、いつか話すから…その時はちゃんと俺の話を聞いてくれると、嬉しい…」

私に向かってそう言った雅君の目は真剣だった、彼が私に何を隠しているのか気になったけれど…あまり深く追求してしまうのは良くない。

今の私が雅に対して出来る事は、彼が隠している事をちゃんと話してくれる時が来るまで待つ事なんだ…

A「分かった、君が話してくれるまで私はちゃんと待っているよ」

雅「…有難う」

か細い声で礼を述べる彼の頭を私はまた優しく撫でる、大丈夫…君が話をしても良いって思うまでちゃんと待っているからね

A「さて、そろそろ夕飯の時間だし買い物に行こうかな…猫君も一緒に行こう?」

しんみりとした此の空気を明るくする為に、私は少し大きな声で彼に向かって言う、雅君は一瞬驚いた表情を浮かべたが直ぐに無表情に戻って小さく頷いた。

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設定タグ:恋愛 , 居候   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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ミサぽん(プロフ) - 未紅さん» おぉ!お久しぶりです!此方こそ、宜しくね! (2016年10月1日 22時) (レス) id: 5bf4cfcaa2 (このIDを非表示/違反報告)
未紅(プロフ) - やあ。誰だか解るかな( 移住したって言ってましたけど久しぶりにやったら、すんなりログインできたんで。此方でもよろしくねー(ミクだよ) (2016年10月1日 21時) (レス) id: 78fcb9e04b (このIDを非表示/違反報告)
ミサぽん(プロフ) - 真理さん» コメント有難うございます!もっと甘くですか…リクエスト、承りました!続き…頑張って更新します! (2016年9月13日 8時) (レス) id: 5bf4cfcaa2 (このIDを非表示/違反報告)
真理(プロフ) - おもしろいです!あのリクなんですけど!もっと甘くできませんかね?あと、続きがきになります! (2016年9月13日 7時) (レス) id: debd3e2cc5 (このIDを非表示/違反報告)
ミサぽん(プロフ) - RIRIさん» RIRIだ!うわー、久しぶりだね!作品見てくれて有難う!これからもがんばります! (2016年9月4日 21時) (レス) id: 5bf4cfcaa2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミサぽん | 作者ホームページ:ないです  
作成日時:2016年7月20日 11時

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