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年下 31 ページ33

雅「………」

お姉さん、自分の部屋に入ったきり中々戻らないな…もしかして何かあったのか?少しだけ心配になる。

けれどその心配は必要なかった…部屋からあの人の元気そうな声が聞こえたから、心配した自分が何だか馬鹿みたいだ…

雅「…はぁ…」

俺は小さく溜息を吐くと、脱衣所に入って制服からお姉さんが貸してくれた服に着替える…年上の人って結構しっかりしているのかと思っていたけど、そうでもないんだな。

雅「あの人、俺より年上なのに結構子供っぽいし…隙が多すぎる」

年下だからって俺の事を子供扱いする割には彼女の方がずっと子供っぽい、隙は多いし…警戒心も殆どないから『大丈夫なのか?』と心配になる…

けど、あの人の事は嫌いではない…見ず知らずの俺を拾ってくれた優しい人だから、寧ろその逆で結構好きなんだと思う。

雅「…そんな優しい人に、俺は隠し事をしてるんだよな…本当に俺って最低だ…」

何て台詞を呟くと俺は溜息を吐く、本当は何もかも洗いざらい話してしまいたい…そうすれば少しは楽になる気がする、だけど無理だ…話したくない…居心地の良いこの場所を失うのは怖くて、嫌だ

雅「…頼むから…」

もう少しだけで良いから、あの人の傍に居たい…誰に問う事なく小さな声で呟くと脱衣所から出て、何時の間に部屋から出てきたのかリビングの椅子に座っているお姉さんの背に抱き付いた。

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設定タグ:恋愛 , 居候   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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ミサぽん(プロフ) - 未紅さん» おぉ!お久しぶりです!此方こそ、宜しくね! (2016年10月1日 22時) (レス) id: 5bf4cfcaa2 (このIDを非表示/違反報告)
未紅(プロフ) - やあ。誰だか解るかな( 移住したって言ってましたけど久しぶりにやったら、すんなりログインできたんで。此方でもよろしくねー(ミクだよ) (2016年10月1日 21時) (レス) id: 78fcb9e04b (このIDを非表示/違反報告)
ミサぽん(プロフ) - 真理さん» コメント有難うございます!もっと甘くですか…リクエスト、承りました!続き…頑張って更新します! (2016年9月13日 8時) (レス) id: 5bf4cfcaa2 (このIDを非表示/違反報告)
真理(プロフ) - おもしろいです!あのリクなんですけど!もっと甘くできませんかね?あと、続きがきになります! (2016年9月13日 7時) (レス) id: debd3e2cc5 (このIDを非表示/違反報告)
ミサぽん(プロフ) - RIRIさん» RIRIだ!うわー、久しぶりだね!作品見てくれて有難う!これからもがんばります! (2016年9月4日 21時) (レス) id: 5bf4cfcaa2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミサぽん | 作者ホームページ:ないです  
作成日時:2016年7月20日 11時

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