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you side

学校からの帰り道。

森の中にある

小さな駄菓子屋に今日は、足を踏み入れた。



学校では親友と喧嘩し、先生に怒られ



最悪な日だった。



逃げ出したいくらい。



そんな日々の憂鬱を頭に浮かべながら



ある一つの瓶を手に取る。



瓶の中には、様々な色の飴玉が詰まっていた。



このお菓子、スーパーでも見たことないな…



私は、不思議に思ったけどおばあさんに



瓶を渡した。


『あの…これください。』



"分かった。ちょっと待っててくれるかい?"



頷くと奥の部屋へとおばあさんは入っていった。



それにしても綺麗な飴玉だな…



食べるのが勿体無いぐらいだ。



するとおばあさんが奥の部屋から



ミニチュアハウスの様なものを持ってきた。



"これ、家にあったんだけど貰ってくれる宛がいなくてな…譲ちゃん貰ってくれるかい?"



そのミニチュアハウスは新品みたく



綺麗で可愛い。



どうせなら部屋に飾ろうかな…



『じゃあお言葉に甘えて……』



"ありがとうよ……じゃあ飴玉とおつり。また来てな"



おばあさんから袋に入ったミニチュアハウス



と飴玉を受け取り家に帰った。



『ただいま…』



<あ、おかえり。お母さん、仕事行ってくるね。ご飯冷蔵庫だからね>



時刻はもう7時近い。



なのに仕事に行くお母さん。



いつも通りのことだ。



女手一つで育ててくれて、父親がいない



だから夜も働かなきゃいけないのは分かっていた。



ご飯なんか食べる気せず、お風呂に入り



寝室に向かった。



寝ようとしたが瓶のことを思い出した。



続く。

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アイコ(プロフ) - 続きがとっても楽しみです! 頑張ってください! (2018年11月14日 2時) (レス) id: 101d0f7642 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あめこ。 | 作成日時:2018年10月25日 20時

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