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―――your mind
あはは、と誤魔化しながら悟は悠仁に雑に交流会について説明する。
悠仁は、同期に死んだと思われているから―――。
次に会えるその日がとても楽しみになったようで、目を輝かせていた。
しかし話している最中、悟の携帯がずっと鳴っていて。
きっと学長だということが分かってあえて無視しているのだろうと呆れていたら、今度は私の携帯に電話がかかってきた。
―――「夜蛾学長」。
一緒にいることはバレてしまっているらしい。
私はヘラヘラと笑う悟と悠仁を横目で見ながら電話に出た。
「はい、祇園です」
夜蛾「遅い！！！！！」
「いや、遅いって…私は呼ばれてませんよ」
出るやいなや怒鳴る学長にもため息をつき、すると横にいる悟がようやく気付いてくれた。
五条「ナニ？学長？」
電話をしながら「そうだよ、代わってよ」と電話を渡すと、彼はまたしてもヘラヘラとしながら学長に平謝りした。
夜蛾「…いろいろ言うことがあんだろうが」
五条「だから謝ってるじゃん。でもさー、特級２体相手にしたんだよ？労ってくれてもよくない？」
夜蛾「でも逃がしたんだろう。…Aも連れてこい。お前たちに話すことがある」
五条「オッエーー 僕たちが付き合い始めたこと聞いたんでしょ。伊地知か？そこにいる？」
夜蛾「いつからお前たちのことを見てたと思ってる。伊地知から聞かなくても気づいてる。連れてこいよ、すぐだ」
話の内容は聞こえないけれど、「オッエー」と舌を出す彼を見て、１０年前のことを思い出す。
不意な時に出るよね。昔の癖が。
そのたびに思い出す。傑さんとの日々を。
電話している悟を見ながら、先ほどの呪霊との闘いを振り返った。
強かった。とてつもなく。
そして同時に傑さんのあの言葉―――
関係ないよね。でも、でも。
悟を狙い撃ちしているように見えた。
五条悟をなんとかしたいと呪霊自身が思っているということだ。
狙いは何？
虎杖「…祇園さん？」
「あっ…ごめん、ボーっとして」
虎杖「ううん、大丈夫？なんか顔色悪く見えてさ」
「…大丈夫だよ。修行、頑張ろうね」
虎杖「応！」
狙いがなんだとしても、私のすることは変わらない。
未来のあるこの子たちを育てる。
そして悟を守る。この命にかえても。
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佐々(プロフ) - i☆Risさん» 嬉しいコメントありがとうございます！そうなんですー、カッコいい先生に会いたくて…！（笑）アホな先生も好きですけど(^^)また読んでいただければ嬉しいです。 (2021年1月2日 16時) (
レス) id: f2993908b2 (このIDを非表示/違反報告)
i☆Ris(プロフ) - 一気に読んでしまいました！面白いです(゜∇^d)!!五条先生カッコいいしキュンキュンします〜☆彡夢主になりたい〜(笑)楽しみにしてます頑張って下さいね！ (2021年1月2日 7時) (レス) id: aed115f5b0 (このIDを非表示/違反報告)
佐々(プロフ) - ミラさん» コメントありがとうございます！夢なのに現実みを意識してしまいました（ ; ; ）笑 (2020年12月31日 16時) (レス) id: f2993908b2 (このIDを非表示/違反報告)
ミラ(プロフ) - 見ていてキュンキュンする2人ですね！！どちらかと言えば先生に振り回されてる夢主ちゃんですね笑笑 たまには振り回す側も見てみたい気持ちもします(o^^o)更新頑張ってください！ (2020年12月30日 21時) (レス) id: 23e9cd344d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐々 | 作成日時：2020年12月20日 19時
