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――――え？
「な、んで？今日は自習のはずじゃ」
五条「そう。そのはずだった」
「―――急遽任務に当たることになったんですか」
五条「みたいだね。でも相手は特級、そして任務は生死不明の５人の救助」
「――！？あり得ない！そんな任務に一級呪師以上の引率もなく１年派遣だなんて」
五条「うん、あり得ない」
なんてことなの。
この前会ったばかりの悠仁。
会ったばかりでも分かる。
根っからの明るい少年。彼からは善意しか感じなかった。
「――上層部の、指示…ですか」
五条「それ以外ないだろうね」
仲間が死ぬということは、悲しいけれど、珍しいことじゃない。
私たちはいつだって死と隣り合わせの仕事をしている。
いちいち悲しんでもいられない。
明日は我が身だから。
でも。
こんなの絶対間違ってる。
宿儺の器を怖がって、特級に彼を殺害させるなんて。
五条「帰ろう」
先生の手が震えている。
怒りなのか、悲しさなのか。
それはわからない。でも『呪術師最強』を謳うこの人だって、人間なんだから。
私は先生の手を握った。
五条「―――……」
一瞬、先生は私を見た。
けれど拒否されることなく、先生もまた私の手を握った。
「急ぎましょう。悠二が待ってる」
上層部に勘繰られる前に、硝子さんに死因を明らかにしてもらいたい。
せめて、供養は私たちの手で。
五条「―――うん」
「大丈夫、大丈夫だからね、先生」
五条「A、泣くな」
「私はいなくならないよ」
五条「うん。分かってる」
人でいっぱいの那覇空港。
だけどなぜか、私たちだけのような気がした。
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佐々(プロフ) - i☆Risさん» 嬉しいコメントありがとうございます！そうなんですー、カッコいい先生に会いたくて…！（笑）アホな先生も好きですけど(^^)また読んでいただければ嬉しいです。 (2021年1月2日 16時) (
レス) id: f2993908b2 (このIDを非表示/違反報告)
i☆Ris(プロフ) - 一気に読んでしまいました！面白いです(゜∇^d)!!五条先生カッコいいしキュンキュンします〜☆彡夢主になりたい〜(笑)楽しみにしてます頑張って下さいね！ (2021年1月2日 7時) (レス) id: aed115f5b0 (このIDを非表示/違反報告)
佐々(プロフ) - ミラさん» コメントありがとうございます！夢なのに現実みを意識してしまいました（ ; ; ）笑 (2020年12月31日 16時) (レス) id: f2993908b2 (このIDを非表示/違反報告)
ミラ(プロフ) - 見ていてキュンキュンする2人ですね！！どちらかと言えば先生に振り回されてる夢主ちゃんですね笑笑 たまには振り回す側も見てみたい気持ちもします(o^^o)更新頑張ってください！ (2020年12月30日 21時) (レス) id: 23e9cd344d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐々 | 作成日時：2020年12月20日 19時
