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先生はいつものように「なんのこと？」と言ってはぐらかす。
もしも、前に言っていた『私といると落ち着く』から無理やり任務に同行しているのかな…とスーパーポジティブな考えに陥るが、
先生の気まぐれなんだろうな、と自分自身にツッコミを入れた。
「そういえば先生、今日恵たちは？」
五条「ん？自習自習」
「自習って…なんか多い気が」
五条「あはは、僕は生徒を信用しているからね！」
「んもー、一緒の任務は嬉しいですけど、駄目ですよ。自習にしてまで私と出張なんて。帰りましょ」
五条「えーっ！今日はオールで国際通りのソーキそば全制覇でしょ！？」
「サーターアンダギー買ってあげますから。ね？」
少年のような先生を私は笑いながらあやす。
今日は行きの飛行機で、特級呪術師の任務を一通り説明してくれた。
こんな風に常にふざけている人だけど、私のことを認めてくれて、教えようとしてくれている姿勢が分かる。
もう一緒の任務なんてそうそうつけないかもしれないけど、同じ立場になったんだなと実感できた。
私と先生は現場近くにあった「呉屋てんぷら屋」に立ち寄り、大きなサーターアンダギーを購入した。
五条「帰りたくないけど、帰るかぁ」
「うんうん。それでこそ生徒思いのナイスガイ」
五条「あはは。―――ん、ごめん。伊地知から電話だ」
「…伊地知さんから？」
高専の補助監督である伊地知さん。
恵たちが自習のはずなのに、何事だろうか、と心配していると、先生の顔がみるみる強張っていく。
――先生？
五条「今すぐ戻る。そこから動かさないで、硝子以外には報告するな」
――硝子って、家入 硝子さんのこと、だよね。
高専医師である硝子さんの名前が出るってことは、怪我？
でも、そこから動かすなってどういう意味？
まさか、１年生のあの子たちに何かあったの？
「…先生…？」
何事もないんだよね？大丈夫だよね？
そう願うが、先生の顔色が悪い。
そして次の言葉で私は絶望した。
五条「悠仁が死んだ」
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佐々(プロフ) - i☆Risさん» 嬉しいコメントありがとうございます！そうなんですー、カッコいい先生に会いたくて…！（笑）アホな先生も好きですけど(^^)また読んでいただければ嬉しいです。 (2021年1月2日 16時) (
レス) id: f2993908b2 (このIDを非表示/違反報告)
i☆Ris(プロフ) - 一気に読んでしまいました！面白いです(゜∇^d)!!五条先生カッコいいしキュンキュンします〜☆彡夢主になりたい〜(笑)楽しみにしてます頑張って下さいね！ (2021年1月2日 7時) (レス) id: aed115f5b0 (このIDを非表示/違反報告)
佐々(プロフ) - ミラさん» コメントありがとうございます！夢なのに現実みを意識してしまいました（ ; ; ）笑 (2020年12月31日 16時) (レス) id: f2993908b2 (このIDを非表示/違反報告)
ミラ(プロフ) - 見ていてキュンキュンする2人ですね！！どちらかと言えば先生に振り回されてる夢主ちゃんですね笑笑 たまには振り回す側も見てみたい気持ちもします(o^^o)更新頑張ってください！ (2020年12月30日 21時) (レス) id: 23e9cd344d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐々 | 作成日時：2020年12月20日 19時
