萩原家の双子は恐れ知らず【名探偵コナン】

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貴方side.


ちょっと、ちょっと待ってや、、、

なんで入学初日から男に教えを請われとるん？
え、何なんや此奴は。普通ならあの喧嘩見て怖がるやろ！？

そうとう強いんか、それとも天然なんか、、、






「俺、君の戦い方を見てすごいと思ったんだ」

『独学やから先生とかには怒られるけど』

「それがバネになってるんだよ！教科書通りの動きじゃなくて、攻撃のリズムが微妙にズレてるから頭の中で対策が立てられなかったんだ」





キラキラと目を輝かせて、あれは凄いこれはすごいとずっと褒められ続けた

そ、そろそろ止めてもろて、、、

ちょっと見てて気持ち悪い





「それに、君は攻撃の種類を変えてると思ったんだけど、どうかな」

『！よ、よう分かったな』

「合ってたか！やっぱり君は凄いよ！」






いや、私は喧嘩一回見ただけでそこまで見極めるあんたの方がすごいと思うんやけども、、、

観察眼ヤバイな、なのに此奴は気付いとらん

、、ん？これは育てたら相当良い喧嘩相手になるんやないか？





うーん、でも、、、

煙草吸える時間無くなるし、普通にめんどい

、、いや、やる？やるか？








『、、、、よし、決めた』

「！、じゃあ」

『でも、条件がある』







これ守らないんやったら私は教えん

そう言うと、此奴は?マークを浮かべながら耳を傾けた






『まず一つ、私が教えるんは“喧嘩”。柔道とか剣道とかの捕まえる、倒す為に作られたものやない』

「、、、加減が難しい、ってことか？」

『まぁ、簡単に言えばそうや』





あとは、体力が無いとできひんぞ、喧嘩は





『二つ、私は手加減も教えもせん。喧嘩して、お前の悪い所を言うだけや。技術は盗め』

「随分と難しい事を言うな、、、」

『知るか。喧嘩に教えるもクソも無いわ』






当たり前やろ、喧嘩教えてくれなんて初めて聞いたわ

陣平でも喧嘩止まりやったぞ

、、、やはり天然なのでは？





『、、まぁ、ええわ。三つ』

「？あぁ」

『煙草吸いたいから許して』

「え？」





ポカンと固まった諸伏やけど、此方としては重大問題じゃ、、、！

煙草吸える場所見つけたんに教えとったら吸えへんやん！嫌やそんなのは！！！






「いや、たしかに違反してるけど、、、俺は別に良いよ。教えてもらうんだ。ちょっとくらい見逃さないと」

『ほんまか！？やっぱ諸伏は分かっとるな！』

「うん、ありがとう？」

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