赤髪の兵士【進撃】 (ページ5)

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貴女side.

なんて、謎に彼等に同情してから暫く経過し、生活も着々と落ち着きを手にしていた

まぁ、色々と大変な目にはあったよ、、、はは
(危うく餓死で死にそうになった人間)

まだ野宿を続けている私だが、酒場で働いて金は得られているから死にはしない。ただ金が掛かるから部屋を借りないだけで

それに、、、

『数字は8だ』

「ダウト！」

『フッ、残念。金はしっかり頂くぞ』

「また負けたぁｯ、、、！！！」

賭け事で滅茶苦茶荒稼ぎしている

昔からこういうのは大の得意でな。こういう酒場に行けば、賭け事、酒、煙草をずっとやっていた。案外楽しいものだぞ

やりすぎで医者に止められたが

「本当にAは凄いよなぁ！酔っ払いの喧嘩は普通に止められるし、迷惑な奴も追い払ってくれるし！」

「賭け事も滅茶苦茶強ｪしな。どっからその運と度胸が出てくんだよ」

「俺も“あれ”は驚いたよ！アッハッハ！」

『あれ？、、あぁ、あれか』

回りの客と店長が口を揃えて“ヤバイ”と言ってくる最初の賭け

確かにあれは自分でもヤバイと思った。
でもしょうがないだろ。あれ位しないと働かせてもらえなかったんだから

まぁ、結局は私が全勝してるけどな！

「誰も自分を賭けてくるとは思わなかった！」

「“私を賭けに出そう。私が勝てたら此処で働かせてくれ。負けたら何でもしよう”だったか？」

「それで普通に勝っちまった。ついでに負け惜しみで殴ろうとした奴をボコボコにしてたな」

ダッハッハ！と酒場独特の笑い声を聞きながら金を受け取り、ついでに仕事をこなす

本当にあんたらはその話が大好きだよな、、、
特に店長。毎回これを話題に出してくるんだよ

そんなに話して飽きないのか、マジで

「Aー！俺に酒一杯！」

「俺にもくれ！あとソーセージも！」

『なんで一人頼むと他の奴等も頼むんだｯ、！』

仲が良いのは結構だが此方の事も考えろ！

客と一緒に飲んだくれている店長を蹴り飛ばしながら、台所へと足を進めた