俺の母さんは兵士さんやった2 (ページ3)

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貴方sid.

「やから、多分、、ロボ『いい』

『言わなくていい、状況は理解できた』

困惑してるがな、色々なことに
だが、やることは変わらない

いや、やらなければいけない

『此処から全員死なずに出ればいいんだろ』

「ッ！、そんな簡単にｯ」

『何時もと変わらないじゃないか、場所が変わっただけだ』

否、何時もより簡単だな

殺してくる奴が一人しかいないのだから

『トントン、前回はロボロに何かしたか？』

「何かっ、て？」

『普通に殺してくるのなら、年下であるロボロに何回も殺されるとは思わない』

つまりは、何かが変わっているはずだ

何か能力を手にいれたか、肉体的に変わったのか

「、、、俺がわかる範囲なら」

『十分だ』

「まず、彼奴は刀を持っとる。
その刀で切られれば一瞬で牢屋におった」

『それは関係ないな、私が腹を斬られてもそこにはいかなかった』

確かに普通に斬られるような感覚ではなかったが突発的に何かが起こることはないだろう

毒が仕込まれてなければ、だがな

「二つ目は、俺達には今のところロボロを倒す術はあらへん、止める事しかできへんのや。
でも、館の何処かに封印の水晶がある筈なんよ」

「その水晶っちゅうのは場所がわからんの？」

「牢屋がなくなっとるから、他の部屋も変わっとるかもしれんし、断言はできひんな」

なら、まずはその水晶探しか、、、

これは、トントン達の記憶が宛にならないかもしれないな

『、、、おい、金髪』

「あ゛ぁ？俺はコネシマや」

『、、、、、、コネシマ』

「なんや？」

『お前、トロリー問題を知ってるか』

「ないな、なんやそれ」

「今そんな問題出しとる場合か、、、？」

『まぁ、聞け。大事なことだからな』

こいつの返答次第で今からの行動が変わるんだ

『暴走しているトロッコの先に、動けない五人の人間がいる。それを避けようと方向を変えるとその先にいる大切な人間を轢くことになる

お前なら、どちらを助ける』

「、、、、、、、」

「、、、五人や」

『それは、何故だ』

「もし、俺が一人を助けたとするで

お礼として下で働いたり言うことを聞いてくれた

でも五人の働きと、一人の働き

どっちの方が効率が良いかなんて、分かりきっとるやん」