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070:kazuya ページ22

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今日は夕方から撮影で、東京に向かう新幹線に乗る前だった。


やっぱりAちゃんが気になって、最後に一回だけと思って電話したらやっと出てくれた。


最後、告白紛いなことを言ってしまって、少し後悔した。

そういうのは、勢いで言うものじゃないと。



「Aちゃん、どこいったんやろうな」


「…末澤は実家に帰ったかもって」


「それなら心配ないけどな」


「…丈くん、…俺、やってしまった」


「え?何が?」



丈くんに今朝のことを話した。丈くんは終始笑ってた。




「でもAちゃんと連絡ついてよかったわ」


「うん、…末澤に言った方がいいよな」


「そうやな、…俺が言っとくわ」



新幹線を降りて、丈くんは末澤に連絡しに行ったから、俺は先にマネージャーが待つ近くの駐車場に向かうことにした。


Aちゃん、ちゃんとご飯食べてるんかなあ…


……って、母親みたいなこと考えてるやん。



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作者名:まぷ | 作成日時:2023年1月10日 18時

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