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066:kazuya ページ18
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Aちゃんが家を飛び出して、俺はすぐにあとを追いかけた。
でもAちゃんには追いつかなくて、見失った。
さっきAちゃんに教えてもらった電話番号に何度電話しても出てくれないし、マンションの周り見渡しても全然いない。
ホンマにどこいったんやろ…
駅周辺を探してると携帯が震えて、Aちゃんかなと思って画面を見ると末澤からの着信だった。
『ごめん、…もしかしたら実家帰ったんかも』
「…それ、なんで俺に言うん?お前の彼女やろ」
『…一旦、お互い頭冷やした方がええねん。やから、大橋に頼むわ』
こいつ何言うとるん…?
「俺、Aちゃんのこと好きなんやで?分かってるん?」
『分かってる、…ごめんやけど、頼むな』
「……分かった、…Aちゃんが俺のこと好きになっても知らんからな」
要らんことを言う末澤に腹が立って、宣戦布告みたいなとことを言ってしまった。
やけど、末澤がそういうこと言うなら、俺も本気になろうと思った。
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作者名:まぷ | 作成日時:2023年1月10日 18時