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038:kazuya ページ39
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「はっすん、飲みすぎやで」
Aちゃんのことは気になってたし、末澤が彼女いること言ってくれなかったのも訳分からんし、丈くんもAちゃんと知り合いだった可能性もあるってことやろ?
考えれば考えるほど訳がわからんくて、浴びるように酒を飲んだ。
Aちゃんがどうこうって話じゃなくて、末澤と丈くんが俺には内緒にしてたって言うことが一番引っかかった。
俺ってそんなに信用ないんかな。
「Aちゃん?と何回会ったん?」
「今日入れへんかったら2回」
「え、2回!?」
「どっちも偶然やねん」
「2回しか会ってへんのに好きになったんか」
え、好き?俺が?Aちゃんを?
「いやいや、名前も知らんで?」
「でも好きやん絶対」
「…そうなんかなぁ」
「正門やったら末澤くんのこと知ってるんやない?」
そう言って正門に連絡し始める大ちゃん。
正門が来る頃にはきっと俺はほぼ潰れてるんやろうな。
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作者名:まぷ | 作成日時:2023年1月5日 22時