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035:kazuya ページ36
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「Aちゃん元気かな〜」
「Aちゃんって誰?」
「キャバ嬢」
「は、!?!!?キャバ嬢!?!?」
撮影の合間に大ちゃんとふたりでダラダラしてると、ふとAちゃんの顔が頭に浮かんだ。
元気にしてるんかなあ、1万円も返されてしまったし、もう繋がりはない。
「キャバ嬢とか、はっすん、気ぃつけや?」
「え、何が?」
「週刊誌とか撮られたらどうすんねん、それにキャバ嬢とか男に媚びる仕事やん」
まあ確かに、お店にいた時のAちゃんはキラキラしててよく笑って可愛かったし楽しかったけど、初めて会った時のAちゃんは酔っ払っててムスッとした表情だった。
あれが素のAちゃんやったんかな。
「明日休みやし会いに行ってみようかな」
「え、一人で行くん???」
「丈くん明日仕事やったと思うし、…大ちゃん行く?」
「行かへんよ、怖い怖い」
「ええ…」
大ちゃんは怖がって行ってくれへんみたいやし、今回は1人で行ってみようかな。
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作者名:まぷ | 作成日時:2023年1月5日 22時