No.40 ページ41
玉「……」
「ごめんね。でも送って欲しくて送ってもらったんじゃないの!」
玉「それで怒ってるんじゃないんだよ」
「え?」
玉「そんぐらいで怒るような奴じゃないよ。ただ、嘘ついて欲しくなかった。俺らは恋人なんだから」
「裕太ごめん。また傷付けたよね?私彼女失格だよ」
はぁ、何やってんだ私
玉「Aは最高の彼女だよ。じゃあ、この前見たいにキスしてくれたら許してあげる」
「む、むり!」
この前はなんだか勢い任せでやってしまったけれども
ここは学校
生徒なんてゴロゴロいる
そんな恥ずかしい事出来ないよ
玉「じゃあ、許さない」
「わ、分かったよ。しゃがんで?」
目の前までに裕太の顔がおりてきて目をつぶる
いつもより近い顔でドキドキする
そっとキスをした
玉「これで許してもらえると思った?夜覚悟しとけよ?」
耳元で囁かれ真っ赤に顔が染まる
玉「それと、ガヤ先生と距離を置かなくてもいいからね?俺そこまで器小さくないからさ。じゃあね」
「う、うん。分かった」
爽やかに先に教室へ帰っていった
壁に持たれながら床に座り込む
もう、心臓バックバクだよ
顔も赤いしドキドキするし私だけがドキドキして余裕なんてこれぽっちもない
それに比べ、裕太は余裕たっぷり
真っ赤になった頬を手でパタパタと仰ぎながら教室に帰る
藤「A顔赤いけど大丈夫か?」
「へ?だ、大丈夫ですよ」
藤「ならいいけど。あ、今日も曲作りする?」
「しますよ。あ、もしかして手伝ってくれるんですか?」
藤「休憩中の10分だけなら」
「助かります。じゃ、待ってますね」
藤「午後の授業も頑張れよー」
頭をポンとしてこちらも爽やかに去っていった
また心臓がバクバクと音を立てる
放課後は少しだけ藤ヶ谷先生に手伝ってもらいながら裕太と共同作業
そして夜の出来事はみなさんの想像にお任せします
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作者名:マーガレット | 作成日時:2015年12月24日 19時