学園の王子様。

全部先輩のせい ページ46

玉「キス？」



なんでそんな簡単にその単語を言えるの？


小さく頷いた




玉「クスッ」




あ、今笑ったでしょ！
もうほんと無責任すぎる。私の気持ち知らないで！

玉森先輩はこういう事はいっぱい経験してるから平気何だろうけど


私はしたことなんてない！
ましてやされたこともないわ！



だからあれは……ファーストキス




「笑わないでください！でしたんですか？」





玉「うん、したよ？ま、一瞬だけだったけど」






「あれはファーストキスだったんです！////」






玉「え!?ごめん」




「もう終わった事なので」





玉「怒ってる？」




「若干」





玉「なんでもするからさ、許して！」





なんでも？

玉森先輩からやってほしいことってないな




「んー、じゃああそこのかき氷奢って下さい」





玉「分かったー。じゃあいこ！」



私の手を握ってお店に行こうとしてる




玉「止まってないで行くよ」




「手…///」




玉「望月さん、離れちゃうでしょ？だから手を繋いでて！」





なんにも言い返せなくて玉森先輩の手を握った


そしたら顔が真っ赤になってる
ふふ、可愛い









玉「はい、どうぞ」




「ありがとうございます」




１人で食べていたら玉森先輩の背中からもう一個のスプーンがでてきて１つのかき氷を仕方なく２人で食べた




玉「これ食べ終わったら海に行かない？」





「私、泳げないんで」





玉「じゃあ足のつくところまでいこ？」





「離れないでくださいよ」





玉「は、離れないよ///」





なんで赤くなってるんだろ

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