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過去の出来事 ページ29

玉森先輩を押して走ってた




玉「望月さん!!」




突然聞こえた、玉森先輩らしき声

振り返って見てみると走って追いかけてきた玉森先輩がいた



今絶対顔がぐちゃぐちゃだと思う

こんな顔絶対にみてほしくなくてまた走った


ごめんなさい…





玉「A!」




ドキッ


今、名前を呼び捨てで言った?


なにこの胸の高鳴りは




玉森先輩の綺麗な手が私の腕を掴んで玉森先輩の方に引き寄せられた

心臓のドキドキがすごい



でも安心する


玉森先輩の背中に手を回してぎゅっとしたら玉森先輩も私の力の倍の力でぎゅっとしてくれた





「うっ、玉森先輩…苦しい」




玉「え!あ、ごめん!でももうちょっとだけこうしててもいい?」





「ここ人通るんで、恥ずかしいです」







それで公園に2人で行った





玉「望月さん、俺に昔何があったか話して?」




玉森先輩なら話せる。私の全部を知ってもらいたい




「私、小1の頃にお父さんから暴力を奮われてたんです。でもお酒が入らないと優しいからその頃は全然嫌いでは無かったんです。でも日に日に暴力は酷くなる一方だったんです。 私が小2の時にいつも通り学校から家に帰ったらいつもは居ないはずのお父さんが帰ってきてたんです。嫌な予感がして急いでリビングに入ったら………っ」




あの光景が頭に浮かんで目を瞑った



膝に置いてた手を玉森先輩の手に包まれた






玉「ゆっくりでいいから。」




大丈夫、大丈夫って言いながら背中を撫でてくれた





「リビングに行ったら……頭から血を流してるお母さんと…血の付いた灰皿を持ったお父さんがいたんです。お父さんは私の方に向かって来たんです。人間って怖くなると身体が動けなくなるんですよ。私、動けなくて立ってたら、今にも消えそうな声で………『逃げて』ってお母さんがいったんです。私は…キッチンにあった包丁で………お父さんを…………………殺したんです」





「お母さんはお父さんに殺されて、お父さんは……私に殺されたんです。私に残ったものは莫大な金額のお金だけです」





涙を優しく拭いてくれた




玉「俺が想像してたのとはるかに大変だった。望月さんは1人じゃないよ?望月さんには俺がついてる。これからは俺が守から」




そっと抱き締めてくれた




玉「変な意味じゃないんだけど俺んちに来ない?」

マーガレット→←俺の気持ち



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設定タグ:玉森裕太 , 藤ヶ谷太輔   
作品ジャンル:恋愛
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れみ(プロフ) - キスマイ大好きさん、続きもちろん書きますよ!!これからも読んで下さいね~♪ (2015年8月11日 21時) (レス) id: 4ac70a60b7 (このIDを非表示/違反報告)
キスマイ大好き - 凄くキュンキュンしたよー♪続きってかきますか?書いて下さい。これからも頑張って下さい (2015年8月11日 20時) (レス) id: cdc5b89ea9 (このIDを非表示/違反報告)
れみ(プロフ) - 由貴さん、こんばんわー!『学園の王子様。』も見てくれてありがとうございます! (2015年8月11日 18時) (レス) id: 4ac70a60b7 (このIDを非表示/違反報告)
由貴(プロフ) - こんばんは♪凄く面白いですよ!!裕太君カッコいいですよ!! (2015年8月11日 18時) (レス) id: bf39404b50 (このIDを非表示/違反報告)
れみ(プロフ) - 同じ名前ですね!ありがとうございます!更新頑張ります(´V`)♪ (2015年8月5日 11時) (レス) id: 4ac70a60b7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:マーガレット | 作成日時:2015年8月3日 19時

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