学園の王子様。

伝えたい事 ページ24

快「はい、どっちがいい？」



「右の方！」



快「はぁー、お金返せよ！」




「分かってるって」




快「……」



「……」



え？なになに、この沈黙。いつもならこんな静かにならないのに




「このジュースおいs「ねぇ、A」←快




「ん？」




快「Aに言うことがあるんだ」




「なに？なんか怖いんだけど」




いつも通りアホな事いってくるんでしょ？


快人の顔をみるとすっごく真剣な目
この緊張感なんだろ




快「俺、Aの事が……s「望月さん？」←玉




この声は玉森先輩だ！
でも振り返ってないのに玉森先輩って言うのも変だから



「え？玉森先輩と藤ヶ谷太輔！こんなところで会えるなんて奇遇ですね」




藤「あ、一緒に買い物しない？」




うーん、いいんじゃない？
まおはどっか行ったし今、快人と２人でいるのはちょっと…ね




「まぁ、はい。いいd「ごめんなさい」←快




え？快人は私の腕を掴んでどんどん歩いていった

腕が痛い。





「ちょっと、快人どこ行くの？」




何度聞いても答えは返ってこなくて人の少ない公園に着いて腕を離してくれた




「どうしたの？」




快「ごめん、腕痛かった？」




「ううん、大丈夫」




快「俺、Aの事が好きだ」




「なに、いきなり。私も好きだよ？」




快「そうじゃなくて。友達以上に」




友達以上？それって彼氏と彼女になるってこと？


いいよって言ったら私は、快人の彼女になるんだよね。


玉森先輩……。そう思ったら頭に浮かんだ、私の好きな笑ってる玉森先輩





「ごめん、快人。私は快人の事友達以上でも友達以下でもないの。快人とは友達としてしか考えたことなくて……快人が私の事好きって言ってくれたのはすっごく嬉しい。でもごめんなさい」





快「ううん、なんかこっちこそごめん。まだ諦めるまで時間かかるけどこれからも俺と友達でいてほしい」





「当たり前だよ。これからもよろしくね」





普通に話して帰った






そう言えばまおにどうしたんだろ。北山先輩いなかったよね？もしかして一緒にいるとか？


ふふ、私って２人の恋のキューピット？



明日、まおに詳しく聞かないと♪

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