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安心する人 ページ15

玉森先輩の手を握ってもあの時の事は頭に浮かんでこないの

藤ヶ谷先輩から触られた時は浮かんだんだけど、玉森先輩だと不思議、全然大丈夫。



「肌が触れてるのにあの時の事が頭に浮かばないんです」




玉「あ、あの時?」




目をばっ!ってあけると顔が真っ赤に染まった玉森先輩がいた


あの時の事はまだ玉森先輩に教えないでいよ。




「私にも色々あるんです!」



手を離そうとして強さを緩めたら玉森先輩の手が私の手をぎゅっと握った




玉「無理…しなくていいよ?」




「無理は…してますけど、もう大丈夫です」




今度は作り笑いじゃなくて心の底から笑った



「玉森先輩!先生、呼んでますよ?」




玉「ほんとだ!サッカーしてる所見てて?望月さんからみた感想を言ってほしいんだ」




これって!マネージャーぽくない?
部員の人にアドバイスをかけてあげるのとかマネージャーじゃん




「もちろんです!頑張って下さい!!」




ありがとうって言ってみんなの所に走って行った


練習試合を見て、玉森先輩がゴールしたときにいつも私の方を向いて手を振ってくれる

その姿がまるで5歳の小さな男の子に見えてきて笑みがこぼれる








試合が終わって走ってこっちに向かってきた玉森先輩。




玉「どうだった?」




「サッカーの事よく分からないけど上手かったです。もう釘付けになりましたよ」





玉「良かった〜」





私たちが話していると、そこに現れた、北山先輩。




北「Aちゃんに聞きたい事あるんだけどいい?」




聞きたい事?なんだろ
小さく頷くとパァーって明るくなった




北「Aちゃんってさ、まおちゃんの友達?」





「まぁ、はい」





北「まおちゃんって俺らのファンだよね?誰が好きか知ってる?」





俺らのファンって自慢してるように聞こえてきた
たとえ知ってても教えたくないんだけど





「知りません」




北「じゃあ、聞いててよ!」





「分かりました」




満面の笑みを浮かべて嵐のようにどっかに行ってしまった

もうなんなのよ!




玉「みつね、藤崎さんに一目惚れしたらしいんだ。人を本気で好きになったらしいの、だから応援してあげてね?」




自分の持っていたタオルを私の頭の上に置いて先生のところに行った

このタオル王子ファンの子たちに売ったら何円になるんだろ



あ!まおが待ってる!

急いで後片付けしてまおの所に行って帰った

ドキドキの時間→←部活の合間



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設定タグ:玉森裕太 , 藤ヶ谷太輔   
作品ジャンル:恋愛
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れみ(プロフ) - キスマイ大好きさん、続きもちろん書きますよ!!これからも読んで下さいね~♪ (2015年8月11日 21時) (レス) id: 4ac70a60b7 (このIDを非表示/違反報告)
キスマイ大好き - 凄くキュンキュンしたよー♪続きってかきますか?書いて下さい。これからも頑張って下さい (2015年8月11日 20時) (レス) id: cdc5b89ea9 (このIDを非表示/違反報告)
れみ(プロフ) - 由貴さん、こんばんわー!『学園の王子様。』も見てくれてありがとうございます! (2015年8月11日 18時) (レス) id: 4ac70a60b7 (このIDを非表示/違反報告)
由貴(プロフ) - こんばんは♪凄く面白いですよ!!裕太君カッコいいですよ!! (2015年8月11日 18時) (レス) id: bf39404b50 (このIDを非表示/違反報告)
れみ(プロフ) - 同じ名前ですね!ありがとうございます!更新頑張ります(´V`)♪ (2015年8月5日 11時) (レス) id: 4ac70a60b7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:マーガレット | 作成日時:2015年8月3日 19時

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