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ふと玉森くんの方を見ると先生の話を意外にもちゃんと聞いてる
この光景ひろとともあったな
ひろとも教科書忘れちゃって丁度隣にいた私と机をくっつけて勉強した
でも授業そっちのけでひそひそと話をしたり一番後ろという事を利用して机の下で手を繋いだり教科書をたてて隠れてキスしたり
あの時は楽しかったな
結局太ちゃんとくるみにはバレたんだよね
玉「Aちゃん？」
「何？」
玉「いや、なんかボーッとしてたから。考え事？」
「ううん。回想かな？」
玉「妄想じゃなくて？」
「な！そんなわけないでしょ」
私の反応が面白かったのかクスクスと玉森くんは笑った
このクシャっとなる笑顔も似てる
すると笑顔から一転して急に真面目な顔になって私の目を見てきた
大きな瞳に吸い込まれそうで恥ずかしくて思わず目を逸らした
玉「その、ひろとっていう人？」
「なんで？」
玉「ひろとっていって抱き着いたり泣いたりしてたから。なんとなくだけどそんな気がした」
「そっか。玉森くんの言う通りだよ。ひろとね、玉森くんにそっくりでつい抱き着いたんだ」
玉「彼氏？」
「元カレ。もう一生会えないかもだけど」
玉「会えるといいね」
「……っ…そ…うだね」
気づけば視界が歪んでて瞬きをしたら滴が落ちそう
それに気付いてか玉森くんは黒板をじっと見つめてた
私が泣いてるとこを見ないようにするためかただ単純に授業に集中したかったためなのかもしれない
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ふわり(プロフ) - これで終わりですか？ (2017年2月13日 23時) (
レス) id: af60c52efd (このIDを非表示/違反報告)
れみ(プロフ) - こんばんは！由貴さんまた私の小説を読んでもらえて嬉しいです(*^^*)これからもよろしくお願いします!! (2016年4月4日 23時) (レス) id: 4ac70a60b7 (このIDを非表示/違反報告)
由貴(プロフ) - こんばんは!!凄く良いですね!! (2016年4月4日 23時) (レス) id: 6a9599a83d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マーガレット | 作成日時：2016年2月28日 1時
