■ 黒服つよつよお姉さん / Na ページ23
ネオン広がる眠らない街､新宿歌舞伎町
そんな一角で人気を博すホストグラフ
数々のイケメンを有し､その美貌や口に載せられ毎晩大金が動く
そんな中でNO.1を張っているのがこの俺Nakamuだ
この店は少し特殊でNO.1がコロコロと変わる
他店では圧倒的な人気を博す1人が居座り続ける事の多い玉座だが
うちの店は6人が定期的にランキングを入れ替える
それを見た姫達は自分の王子を1位にしようと金で殴り合うのだ
そんな欲望渦巻く場所に1人､女性の黒服が存在する
ホストに興味がなく酒を一滴も飲まない､Aと言う女のバイトだ
｢A､3番卓延長粘って。もう少しでシャンパン落ちそうだから｣
｢分かりました､Nakamuさんはどちらへ？｣
｢7番卓､今日太客が被ったんだ。上手くやっといてよ｣
そう伝えれば直ぐに3番卓へと向かう彼女
俺が席を離れ不満そうな顔をしていた姫はAが話しかけて
数分もしない内に溢れる笑顔に変わっていた､どうやったんだ。
しーっと彼女が姫にジェスチャーをしているのを見るに上手く丸め込んだな
姫の気が変わらない内に席に戻ろうと7番卓の姫を店の外まで送り
走早に席に戻ればキャッキャっと黒服と話す姫の姿
しかも安くもない強めのお酒が卓に入っている
｢あっ､噂をすれば…花宮様…愛しの王子が迎えに来ましたよ｣
｢Nakamu遅いわよ！でも､今日は許してあげる♡
この子気に入っちゃったから今日はラストまでいてあげるっ！｣
｢えーっ？黒服に浮気ぃ？俺一筋じゃないの？｣
｢もう､嫉妬？でも可愛いっ！お姉さん､モエシャンとシンデレラ入れて！｣
ニコッと笑顔を浮かべ直ぐに後ろに下がる
｢なぁに？あの黒服と内緒話してたでしょ！姫が気になって
ずっとテーブル見てたから知ってんだからね！｣
もーっと姫が好きな可愛く怒る俺を演じればすぐにコロッと吐いた
Nakamuさん､花宮様のテーブル離れたくなくて駄々こねてたので
私が無理やり行かせてしまいましたすみませんって。そのあとも
Nakamuさんチラチラ見てますよ､嫉妬させてやりましょと
そんな話をしていたらしい。あの女､やり手だなマジで
もー見てるのバレてたの？恥ずいじゃんっと言えばさらに上機嫌な姫
そこに光に照らされたシャンパンが2本到着し席はより盛り上がる
｢俺の一番の姫がシャンパンくれたんだよー！いいでしょー！｣
ふふんと自慢げに他宅に聞こえるように声を上げれば他の姫の目が光る
黒服は目星そうな客の所へ駆けて行った目敏いなアイツ
誕おめNakamu
■ 被害者なつよつよお姉さん / kr→←■ バイト先のつよつよお姉さん/ kn
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Ray(プロフ) - らむね@プリ小説もやってるよ！さん» らむね様､コメント気が付かずすみません！！有難うございます､好きと言って頂けて嬉しいです…！ (12月14日 18時) (
レス) id: d88e598144 (このIDを非表示/違反報告)
Ray(プロフ) - しらたま。さん» わぁ！嫁シリーズ刺さってくれて良かったです！ありがとうございます！ (12月13日 21時) (レス) @page50 id: d88e598144 (このIDを非表示/違反報告)
しらたま。(プロフ) - 完結おめでとうございます!! 最後のお嫁さんシリーズに撃ち抜かれました笑 日々の癒しが終わってしまうのは残念ですが、ひとまずお疲れ様でした！ (12月13日 21時) (レス) id: a02f9236c1 (このIDを非表示/違反報告)
らむね@プリ小説もやってるよ！(プロフ) - 完結おめでとうございます！めちゃ全て好きすぎました……✨最後の方のタイトルもめちゃ好きです！ (12月13日 21時) (レス) id: 81e25a727e (このIDを非表示/違反報告)
Ray(プロフ) - 紅鴇ﾍﾞﾆﾄｷ@pc垢さん» ありがとうございます､完結しました😇実はお嫁シリーズ､内容よりタイトルの方が時間掛かりました😭 (12月13日 21時) (レス) id: d88e598144 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ray | 作成日時：2023年10月18日 18時
