4日目 ページ7
皆さん。無事、生きてます。
昨日の晩御飯は急いで食べて、部屋に引きこもりましたので、ほとんど喋りませんでした。
ちなみに私は今、朝風呂中。
夜に入るとすると、6人分待ってから入りたいため、時間がかかってしまう。
さっぱりした私はドライヤーを手に取らず、朝ご飯を作ろうとした。
すると、居間のドアが開いた。
さ 「あれ?Aちゃん?朝早いね。」
この家のひとたちは、びっくり登場する以外に出来ないのだろうか。
私の頭はパンク状態。
朝ご飯を勝手に作ろうとしたから怒ってる!?
『す、すみませんっ!』
さ 「えぇっ!?」
私は自分の部屋へ逃げようとしたとき、咄嗟に腕を掴まれた。
さ 「どうしたの?」
『い、いや...。なんでもありません...。」
さ 「本当に?何かあったんじゃないの?」
『あ、朝ご飯を作ろうとしたんですが、勝手な行動だったので...。
怒られるのかと...。』
下を向いて、目を合わせないようにした。
さ 「...はははははははっwひぃはははっw!
あーっお腹痛いwははははw」
目に少し涙を出し、腹を抱え笑っている目の前の人にびっくりして、思わず顔を上げる。
さ 「そんな事で怒らないよ!w
Aちゃんの手料理食べてみたい!」
『...きっ期待しても美味しくないですよ...?』
さ 「Aちゃんが作る料理こそ食べたい!」
私はその言葉を聞いて、心が温かくなった。
『はいっ!少し待っていて下さい!』
さ 「でもダーメ。」
『え?』
さ 「髪の毛、濡れてるじゃん。ちゃんと乾かさないと、女の子なんだから、風邪ひいちゃうよ?」
『で、でもドライヤーで皆さんが目を覚ますのではないでしょうか...。』
さ 「大丈夫大丈夫!あいつら起こしても大丈夫!
ほら、まず髪の毛を乾かさないとね。」
『わっわかりました!』
さ 「うん、いい子だね。じゃあここ、座って?」
『はい?』
その人はドライヤーを手に取り、ソファーに座ったその人の膝をポンポンと叩いた。
私は理解が追いついていない。
さ 「だーかーらー!俺の膝に座って?」
『いっいえ、自分で乾かせます!』
さ 「俺が乾かしたいの。ほらっ早く!」
『じ、じゃぁ。お言葉に甘えて...。』
あれっ、人を避けるはずじゃなかったっけ、私。
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みいさあきい - おもしろかったです (2020年7月12日 20時) (レス) id: 3840a519e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凡平 | 作成日時:2020年5月30日 11時