非・シェアハウス【すとぷり】 (ページ36)

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7日目　深夜ページ36

只今の時刻はもうすぐ12のところに長針がさしそうなころ、私は眠気を押し殺してみなさんと遊んでいた。

　私はオレンジジュースだったが、みなさんは既にお酒を飲んでいて、ななもりさんはうとうとしながらソファーで本を読んでいた。

　残りのメンバーたちでマリカーをしているところだったがさとみ君がムクッと立ち上がった。

　そして、莉犬の肩を掴んだ。
(お気づきの方はお気づきですね？)

莉「なになになになになになに！？
　なんで俺4位なのにさとみ君に肩掴まられてんの！？

ジ「さとみASMR来た？」

こ「んはははw」

　そしてそのレースが終わり、るぅとさんとさとみ君がコンローラーを交換してさとみ君が参加した。

さ「Aちゃん早いねー！？
　追いつけなかったんだけど！？」

　『ゲームは好きですかr...』

こ「あああああああぁぁぁぁっぁぁぁぁっぁぁぁっぁぁぁぁぁっぁぁあっっっっ！！」

ジ「ざまああっぁっぁぁっぁぁっぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁっぁぁぁ！」

莉る「wwwww」

　
ジ「あれっ！？ころんカロンどっちですかー！？」

全「wwwww」

　私の発言を遮ったが、活気になった。

　ジェルさん面白いなー。

　久しぶりに声を上げて笑った私は喉が渇き、机にある飲みかけのオレンジジュースを口にした。

　 ...ん？

　こんなオレンジジュース苦かったっけ？

　まさか！？お酒でも飲んでしまったか！？

　あーっそう思うと頭痛がしてきた...。

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　いつの間に居間で寝てしまったのだろう...。

　時計を見れば朝の4時45分。

　そのまま寝落ちてしまったのだろう。

　誰かが私にいつのまにかブランケットをかけてもらっていた。

　なぜか私だけ、....申し訳ないな....。

　私が起き上がろうとすると何やら重いものが付いているのか、起き上がることが困難だった。

　ブランケットをめくってみると、さとみ君が私の腕にしがみついて私は動揺。

　無理に動くと、ぐっすり眠っている彼を起こしてしまうかもしれないため、じっと待っていることにした。
　 ...この家の人たちはかなり顔面偏差値が高い。

　こんなことされたら私の心臓がもたない。

　しかし今は皆さん寝ているからいいや、と思い、
さとみ君の頭をそっと撫でた。

　さとみ君がフッと笑ったのは気のせいだったのか。