3日目 午後 ページ4
男性が...6人も...。
その人達を見た瞬間、一気に鳥肌が立ち、体が震え始めた。
大丈夫。
自己紹介さえ終われば部屋に引きこもり、ニート生活だ。
『えっと..A...Aです.....お、お世話になります...。』
い、言えた。
すっごくかすれ声だったけど、聞こえるぐらい大きな声で話したからきっと大丈夫。
? 「ありがとうAちゃん!じゃあ俺たちも自己紹介をしようか!」
「ころんと〜」
「さとみと〜」
「ななもりと〜」
「るぅとと〜」
「ジェルと〜」
「莉犬で〜す!」
「せ〜のっ!」
“すとぷりで〜すっ!”
私はぽかんと唖然していた。
なんのことかさっぱりわからない。
なにかのグループだろうか。
『そ、それじゃぁっ私は荷物をかたずけます。』
な 「あっ..そっか!荷物重いもんね!部屋を案内してあげるよ!」
『あ、ありがとう御座います...。』
な 「ここがAちゃんの部屋だよ。
分からないことがあったら、前のさとみ君に聞くといいかも!
優しいお兄さんだから!」
『はい。お気遣いありがとう御座います。
では...。』
..........................死ぬかと思ったぁぁぁぁぁ!
もう誰とも関わらないもう誰とも関わらないもう誰とも関わらないもう誰とも関わらないもう誰とも関わらないもう誰とも関わらないもう誰とも関わらないもう誰とも関わらないもう誰とも関わらない。
さぁ、片付け始めるか!
私の部屋はワンルームにしては広く、ベットがひとつだけ置いてあった。
ドアにはきちんと鍵がついてあって、セキュリティ万全。
私は背負っていたバックを広げ着々と片ずけを進めた。
“コンコン”
誰だろう。
さっき部屋案内してくれた人かな。
私がそろーっとドアを少しだけ開くと、
背の低い赤髪の子が私に抱きついてきた。
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みいさあきい - おもしろかったです (2020年7月12日 20時) (レス) id: 3840a519e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凡平 | 作成日時:2020年5月30日 11時