5日目 夕方 ページ19
気づけばもうすぐ晩ご飯。
いつもだったらお腹がそろそろなってしまう。
しかし私は、そんなことも考えず、るぅとさんのお部屋でるぅとさんが作詞作曲した�猗詭��瓩箸いΧ覆鯤垢�せてもらっている。(空想上の歌です。)
主人公が淡い片思いを募らせたラブソングで、とても頭に残りやすい曲だった。
この人、天才だ...。
私は、少しだけるぅとさんを見たかった。
なぜ見たかっただって？
それは、後ろのドアから何やら熱い視線を感じるから...。
るぅとさんがちょくちょくドアの近くに行き、何か擦り声で喋っている...。
誰かいるのかな。
なんで入ってこないんだろう....。
ななもり side
せ...せまい........。
な 「なんでお前らがいるんだよっ！」(小声
莉 「なんでるぅと君の部屋にAちゃんがいるのか気になるでしょー！！」
ジ 「俺のAちゃん...。」
な 「ちょっ...ジェル黙れ。」
ジ 「はい。(なんかこの物語、俺の扱い酷くない！？)」
るぅと君の前で溜まっているこの集団、晩ご飯を作りに行ったさとみ君を抜き、全員が集まっています。
こ 「るぅと君っ！一体どういうことだよ！？」
そのころんの念力が伝授したのか、るぅと君がこちらに気づき、ドアを数ミリ開け耳打ちした。
る 「なっなんでころちゃんここにi....
なんで皆さんまで！？」
莉 「るぅと君がAちゃんの事、独り占めしてるからだよっ！」
る 「それはっ...僕の新曲を聞いてもらいたかったんですよっ！！」
ジ 「あやしーっ！」
な 「え？Aちゃんに新しいMVの絵を描いてもらう為にここにいるんじゃなくて？」
その数秒間、るぅと君はフリーズした。
何か言ってはいけないことを言ってしまったか...？
こ 「えっ！？Aちゃん絵かけんの！？」
莉 「えっ！？」
ジ 「まじで！？天才やん！！」
な 「ねーっ！すごいよね！！」
る 「...。」
るぅと君は何か言いたげに唇を絞め、舌を向いてしまった。
『るぅとさん。聞き終わりました。』
俺は慌てて音を立てないようにドアを閉めた。
しかし、るぅと君がドアが思いっきり開き、ドア付近に溜まっていた人らが全員るぅと君の部屋に倒れ込んでしまった。
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みいさあきい - おもしろかったです (2020年7月12日 20時) (
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作者名：凡平 | 作成日時：2020年5月30日 11時
