非・シェアハウス【すとぷり】 (ページ1)

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1日目ページ1

「A、お母さん達、海外の出張に行かなきゃいけなくなったの。予定は明後日。」

『そんな急に！？』

「お父さんを支える為に私も行くわ。

ここでお留守番していて欲しいのだけれど、心配で...。

しぇ..シェアハウス...に引っ越してもらえないかしら。」

私はAA、大学生19歳。

シェアハウスが決まった。

ちなみに私は半分大学生、半分社会人。

社会人といっても、アニメ創作を自宅で行っている。

アニメは鬼◯の刃の水しぶきや雷のエフェクト。

絵を描くこと自体は嫌いじゃないけど、誰かに描いているところを見られるのは嫌い。

『う..うん。わかった。

シェアハウスの人達は...安全な人？』

「そうだといいんだけどね。人は外見だけじゃわからなくて...。

いい人達だと思うわよ。」

『そっか...。ありがとう。身支度をするよ。』

私は3年ほど前、シェアハウスをしていた。

その時はシェアハウスという言葉に恐怖を持たなかったが、

––––– 恐怖を知ることになった。