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「で、まきをさんと連絡が取れなくなっちゃったんです！心配です〜、」
明らかに以前と雰囲気の変わった吉原。
鬼が蠢いている。
お客の中には鬼らしきものはいなかったし、おそらくときと屋にはいない。
雛鶴さんに続き、まきをさんとも連絡が取れなくなった。
『心配ですね、此処はいろんな欲が渦巻いていて、鬼のものか人間のものか、区別しにくいです。』
ちょいちょいと、袖を突かれた。
「Aさん、女将がお手紙だって。」
「あら、有難う。」
Aへ
変なことされてない？
手紙が全く来ないけれど、真逆忘れてるなんて言わないよね。
この僕が忘れていないんだけど、どういうこと？
今日はわりと強い鬼を二体斬った。
一体目は特に特徴もなかったけれど、二体目は何か重要なことを言ってくたばった。
何を言ったのかはごめん、忘れた。
でもきっと、君が追っている鬼の手先だよ。
言ってたこと、直ぐに書き留めればよかった。ごめんね。
最近はずっと、もっと忘れ易くなってしまったみたいだ。
今度こそ返事を寄越して。
わりとお怒り気味の継子からの手紙だった。
店に入ってからもう五枚は手紙をもらっているが、返せていない。
忙しいのが一つ。
わりとお客が執念くて際どいのでどう嘘を吐こうか迷っているのが一つ。
迂闊に鴉を飛ばすとばれそうなのが一つ。
どうしたものかなあ、
『須磨さん、無一郎が怒ってるんだけど、どうしたら許してくれると思いますか…？
…須磨さん、？』
続く
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うみねこ - 今気づきました！！汗ご指摘ありがとうございます。 (2020年4月20日 17時) (
レス) id: 00b8e99048 (このIDを非表示/違反報告)
雪猫(プロフ) - 突然すみません！こちら、鬼滅の刃の作品なので、オリジナルフラグを外さないと違反作品となってしまいますので、外した方がいいですよ！これからも更新頑張ってください！ (2020年4月16日 11時) (レス) id: 66ded389aa (このIDを非表示/違反報告)
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