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背中を向ける北斗が
またいつこっちを振り返るかわかんないし
そんな事を思いながら机に伏せる
でもそんなの言い訳に過ぎないんだ
本当は北斗が振り返る事期待しちゃってる
だけど振り返らなかったら？そう思ったら寂しくて、そんなことを思いながらただただ背中を見つめるのが辛いんだ
まだ人も疎らな教室
静かな空間で
うつ伏せたら
自分の心臓の音がうるさい
風磨「うーっす」
「痛っ！」
風磨「あ、ごめん見えなかった」
そんな時間も束の間で
うつ伏せる私をカバンで軽く小突いて
顔を上げると風磨が目の前で笑ってる
風磨「何お前学校きて早々寝てたの？笑」
「いいじゃん別に」
少し賑やかになる私の隣だけど
風磨、北斗の３人なんて余計気まずい
一緒に来ると思っていた樹はまだきてない
早く来ないかな…大我は何やってんの遅刻？
皆が揃うまで…と、また寝たふりをしようとすると
風磨「俺にそんな態度取っていいの？」
ニヤリと笑って地震だー！！って叫びながら私の体を大袈裟にユサユサ揺すった
「風磨のガキ！！」
こんな私と風磨のやりとりに北斗はフッと笑う
風磨「ほら笑われた」
「風磨が子供みたいな事するからじゃん」
風磨「お前の方がクソガキだろ、なあ北斗」
もお！北斗に話振らないでよ！
何も知らない風磨は当たり前のように
北斗を会話に入れようとする
そんなの阻止する手立てもわけもないで
どうにかこうにか北斗が上手いこと
風磨をかわしてくれるを祈った
北斗「いっっっちばんクソガキだよね、ホント。人のこと無視したりすんだよ、酷くない？」
なのに起こったのは正反対のこと
風磨のおふざけに乗る北斗
ちょっと待って！
何でそんな事風磨に言うの！
風磨「お前そんな無視とかするような陰湿なやつなの？」
「む、無視なんかしてない！」
北斗「ふぅん、そうだっけ」
風磨「お前な、誰の事無視してるか知らねえけどいじめは良くないぞ？」
その当本人の北斗はクスクス笑ってて
無視してる事、遠回しに風磨にチクる北斗
なんなの！北斗は何がしたいの！
とりあえず避けてるのが笑ってる北斗の事だって事は風磨にはバレてないみたいだけど…
もー！！
樹でも大我でも誰でもいいから早く来て！！！
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無名ちゃん(プロフ) - 紫央さん» コメントありがとうございます！嬉しいお言葉ありがとうございます。無事最後まで書き切れるよう応援していただけると嬉しいです。 (2019年1月7日 22時) (
レス) id: 212194d3a4 (このIDを非表示/違反報告)
無名ちゃん(プロフ) - みるくてぃーさん» コメントありがとうございます(^^)オチまでもう少しの予定なので、引き続き楽しんでもらえると幸いです。続編もどうぞよろしくお願いします(｡>_<｡) (2019年1月7日 22時) (レス) id: 212194d3a4 (このIDを非表示/違反報告)
紫央(プロフ) - とても面白いです！「〇〇くんオチがいい」というコメントも多いですが作者さんの作品なら私は誰オチでも嬉しいです笑 (2018年12月26日 16時) (レス) id: 18d2042c72 (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - いつも楽しみに見させていただいております！更新が毎日楽しみで仕方ありません笑やっぱり最後は北斗くんオチが良いなと思っちゃってます笑 (2018年12月26日 16時) (レス) id: a3bf426d55 (このIDを非表示/違反報告)
無名ちゃん(プロフ) - さくらさん» 労いのお言葉ありがとうございます(｡>_<｡)あっちいったりこっちいったりの主人公でモヤモヤされるかもしれませんが、どっちに転ぶのか最後まで応援していただけると嬉しいです。更新頑張りますm(__)m (2018年12月18日 15時) (レス) id: 212194d3a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無名ちゃん | 作成日時：2018年11月25日 20時
