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そうと決まれば行動あるのみ
次の日の放課後北斗を誘った
友達を誘うなんて別に普通のことなのに
北斗、そう名前を呼ぶことすら緊張して
何度も何度もタイミングを伺いながら
慎重に慎重に北斗に話しかける
なのに
北斗「今日？バイトだけど」
拍子抜け
北斗は何かと多忙
バイトだから仕方ないよね…
でもさ！何でいつもそんなにバイトバイトバイトバイトなの！
まあバイトだから仕方ないよね…
そう言い聞かせた
次の日も
北斗「バイト」
また次の日も
北斗「今日は勉強」
じゃあ次の日は！？
北斗「バイトだよ」
「一週間終わっちゃったんだけど！？」
樹「ど、どんまい？」
ジェシー「DAHAHA！あんなにAに甘々な北斗なのに、なんなの？避けられてるの？」
「え、私避けられてるの？」
樹「違うだろバイトなんだから！」
「そうだよね…」
慎太郎「なんかデジャブ。この前までのAみたい」
「私？」
慎太郎「皆、Aの事ずーっとジェシーに取られてたじゃん」
ジェシー「バイトと俺一緒にする？」
慎太郎「バイトもそうだけど、最近北斗とよくいるの、一年生の子だよね？」
北斗が特定の女の子といるなんて
これは自惚れでもなくて、私くらいだった
それなのにこの一週間、北斗の隣にはあの子がいて
きっとバイトの前に北斗は図書室に行ってるはずだし、そこにはその子もいるんだと思う
樹「Aも負けずに一緒に勉強したらいいじゃん」
そんな勇気私持ち合わせてないよ
ジェシー「何でそんなに北斗にこだわってんの？」
慎太郎「そうそう、俺らがいるじゃーん！」
「皆いてくれて助かってるよ？」
慎太郎「何今日素直で可愛い。アイス買ってあげる」
「マフラーまいて手袋してカイロ持ってるの見えない？」
ジェシー「冬に食うアイス最高じゃん？」
慎太郎「いっちゃおー！」
私の話なんか無視してコンビニへズンズン向かう二人
「あの二人全然聞いてない。なんとか言ってよ」
樹「あいつらなりに励ましてんじゃん？」
確かに樹が言ったように二人のおかげで
落ち込んでた気持ちも少し紛れる
皆がいてくれるだけで安心できるんだよね
慎太郎「ねえA何のアイスがいい！？」
「励ましてくれてんの嬉しいけど声デカすぎて恥ずかしい。樹なんとかして」
樹「お前俺に頼ってばっかだな？」
今日はアイス食べて元気出して
また来週
頑張ってみよう
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無名ちゃん(プロフ) - 紫央さん» コメントありがとうございます！嬉しいお言葉ありがとうございます。無事最後まで書き切れるよう応援していただけると嬉しいです。 (2019年1月7日 22時) (
レス) id: 212194d3a4 (このIDを非表示/違反報告)
無名ちゃん(プロフ) - みるくてぃーさん» コメントありがとうございます(^^)オチまでもう少しの予定なので、引き続き楽しんでもらえると幸いです。続編もどうぞよろしくお願いします(｡>_<｡) (2019年1月7日 22時) (レス) id: 212194d3a4 (このIDを非表示/違反報告)
紫央(プロフ) - とても面白いです！「〇〇くんオチがいい」というコメントも多いですが作者さんの作品なら私は誰オチでも嬉しいです笑 (2018年12月26日 16時) (レス) id: 18d2042c72 (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - いつも楽しみに見させていただいております！更新が毎日楽しみで仕方ありません笑やっぱり最後は北斗くんオチが良いなと思っちゃってます笑 (2018年12月26日 16時) (レス) id: a3bf426d55 (このIDを非表示/違反報告)
無名ちゃん(プロフ) - さくらさん» 労いのお言葉ありがとうございます(｡>_<｡)あっちいったりこっちいったりの主人公でモヤモヤされるかもしれませんが、どっちに転ぶのか最後まで応援していただけると嬉しいです。更新頑張りますm(__)m (2018年12月18日 15時) (レス) id: 212194d3a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無名ちゃん | 作成日時：2018年11月25日 20時
