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樹「キスゥ！！！？？？」
「ちょっと樹のが声でかいよバカ！」
樹「いやそれ冷静でいれないでしょ！え？きょもからキスしたの？いつ？」
「ライブの日。カウントダウンと同時に…」
樹「なにそれロマンチック〜〜！！俺も真似して〜〜！！！」
終始テンションの高い樹
若干喜んでない？
「真剣に悩んでるのに！」
樹「ごめんごめんまさかあのきょもがそこまでするなんて思わなかったから興奮したわ。それで？その先は？」
目をキラキラさせてるけど、何想像してんの
「好きって言われた」
樹「うんうん」
「うんうん、って何それ。それこそもっとびっくりしてよ」
樹「え、初めて言われたの？」
「そうだよ」
樹「えっっ！！！今まで言われた事なかったの！？あんなにAの事独占しといて！？それに驚きなんだけど」
「独占って…」
樹「すごいじゃん。もう、"俺だけの！！！"って感じでさ」
「自分じゃわかんない」
樹「気づかないうちにそれが当たり前になってんでしょ」
当たり前…なのかな？
「そうなのかなあ」
樹「で、付き合ったの？」
「…お正月ってダラダラするよねぇ」
樹「そのもう話終わったわ」
「チッ。付き合ってない」
樹「おい舌打ち！なんで？好きって言われたんだよね？」
「樹、痩せた？」
樹「変わんねーわ！むしろお餅食べすぎてちょっと増えたわ！そんな下手な誤魔化し方で俺騙されねえよ？なんで付き合ってないの？」
「それは…」
樹「なに、北斗？」
軽く頷くと樹は深くため息をついた
樹「きょもがこんなに真っ直ぐ気持ちをぶつけてくれてんのにまだ迷ってんの」
そんなの、自分でわかってる
樹「お前にとっての北斗ってなんなの？」
なにこの誘導尋問
わたしにはいつものファミレスに見えるけど
ここって取調室だったっけ？
なんだか犯人になった気分だ
「わかってたらこんなに悩んでない」
樹はさっきより深く深くため息をつく
樹「お前はさ、ゆっくり自分のペースでもいいけど。いつまでも周りが合わせてくれるわけでもないよ？」
困ったように笑って、頭を撫でた
樹が言ったその言葉
こんなにもすぐに痛感する事になるなんて
この時は1ミリも思ってもいなかったんだ
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無名ちゃん(プロフ) - 紫央さん» コメントありがとうございます！嬉しいお言葉ありがとうございます。無事最後まで書き切れるよう応援していただけると嬉しいです。 (2019年1月7日 22時) (
レス) id: 212194d3a4 (このIDを非表示/違反報告)
無名ちゃん(プロフ) - みるくてぃーさん» コメントありがとうございます(^^)オチまでもう少しの予定なので、引き続き楽しんでもらえると幸いです。続編もどうぞよろしくお願いします(｡>_<｡) (2019年1月7日 22時) (レス) id: 212194d3a4 (このIDを非表示/違反報告)
紫央(プロフ) - とても面白いです！「〇〇くんオチがいい」というコメントも多いですが作者さんの作品なら私は誰オチでも嬉しいです笑 (2018年12月26日 16時) (レス) id: 18d2042c72 (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - いつも楽しみに見させていただいております！更新が毎日楽しみで仕方ありません笑やっぱり最後は北斗くんオチが良いなと思っちゃってます笑 (2018年12月26日 16時) (レス) id: a3bf426d55 (このIDを非表示/違反報告)
無名ちゃん(プロフ) - さくらさん» 労いのお言葉ありがとうございます(｡>_<｡)あっちいったりこっちいったりの主人公でモヤモヤされるかもしれませんが、どっちに転ぶのか最後まで応援していただけると嬉しいです。更新頑張りますm(__)m (2018年12月18日 15時) (レス) id: 212194d3a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無名ちゃん | 作成日時：2018年11月25日 20時
