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Your side
北斗が高地くんの方へ行ってしまってからまた一人で皆の事を眺めていると
樹とトランプをしてた大我と目が合って
大我がトランプを慎太郎に手渡してこっちに向かってくる
やばい
今日大我とは全然話していない
私が、大我が寄ってこないように誰かしらにピッタリとくっついていたからだ
理由は単純
…だって恥ずかしいんだもん
大我「今日何なの？皆お前にベッタリ」
皆が私にベッタリなんじゃなくて私が大我を避けるように誰かしらと一緒にいたんだけどね…
大我「やっと話せるわ」
さっきまで北斗がいた、隣に座る
距離は数センチ
いつもと変わらない
なのに昨日の大我の体温を思い出すかのように一気に身体中が熱を持つから
大我「俺もサンタが良かったなぁ」
「でも大我、似合ってるよ」
意識しちゃってるのがバレないように平然を装う
大我「そう？」
満更でもないように、大我はマントをパタパタと揺らした
「厨二感出てていいよ」
大我「クリスマス感は出てない」
「ほとんど真っ黒だもんね」
大我「Aのそれ寒くないの？肩も足も出しちゃって。パパさんが見たらきっと泣いちゃうよ」
「パパ心配性だからね」
大我「ママさんは私が着たいって言い出しそう」
「ママちょっと変わってるからね」
よかった昨日何も無かったみたいに普通に話せてる
なんてそんな安心も束の間だ
大我「俺がせっかく風邪ひかないように髪も乾かしてあげて、一緒の布団であっためてあげたのに。そんなの着てたら意味ないじゃん」
平然を装おうとして私が引く一線を大我は優に超えてくる
むしろ線なんて見えてないんじゃない？
ドアがあったってノックもしないし
大我から逃げるには頑丈な鍵が必要みたい
「ねえ誰かに聞かれたらどうすんの」
一緒に寝た、なんて皆に知られたら…
大我「誰かにって誰に聞かれたくないんだか」
大我は少し怒った言い方でため息をつく
誰かなんて…
何も言えない私は俯くしかない
大我「…もうっ！」
大我は私の前に立つと
大我「今日は俺がパパさんの代わりに心配してやる。これ羽織って」
自分の着ていたマントを私の肩にそっとかける
大我「風邪引くなよ」
ドキドキでずっと体温は上昇していてどちらかと言えば暑いんだけど
「ありがと」
そう素直に受け取って優しさに包まれた
.
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無名ちゃん(プロフ) - 紫央さん» コメントありがとうございます！嬉しいお言葉ありがとうございます。無事最後まで書き切れるよう応援していただけると嬉しいです。 (2019年1月7日 22時) (
レス) id: 212194d3a4 (このIDを非表示/違反報告)
無名ちゃん(プロフ) - みるくてぃーさん» コメントありがとうございます(^^)オチまでもう少しの予定なので、引き続き楽しんでもらえると幸いです。続編もどうぞよろしくお願いします(｡>_<｡) (2019年1月7日 22時) (レス) id: 212194d3a4 (このIDを非表示/違反報告)
紫央(プロフ) - とても面白いです！「〇〇くんオチがいい」というコメントも多いですが作者さんの作品なら私は誰オチでも嬉しいです笑 (2018年12月26日 16時) (レス) id: 18d2042c72 (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - いつも楽しみに見させていただいております！更新が毎日楽しみで仕方ありません笑やっぱり最後は北斗くんオチが良いなと思っちゃってます笑 (2018年12月26日 16時) (レス) id: a3bf426d55 (このIDを非表示/違反報告)
無名ちゃん(プロフ) - さくらさん» 労いのお言葉ありがとうございます(｡>_<｡)あっちいったりこっちいったりの主人公でモヤモヤされるかもしれませんが、どっちに転ぶのか最後まで応援していただけると嬉しいです。更新頑張りますm(__)m (2018年12月18日 15時) (レス) id: 212194d3a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無名ちゃん | 作成日時：2018年11月25日 20時
