168 ページ18
.
「そういえば謙ちゃんって萩ちゃんと一緒にバンド組んでるんだね」
バレたか〜なんて言いながら、嬉しそうな謙ちゃん
安井「萩ちゃんに聞いた？萩ちゃんと同じクラスなんだってね〜。またライブ見に来てよ！」
「同じバンドにさ、ミュートとアランっていう人もいるんだよね？どこの国の人？」
安井「へ？」
「ミュートとアランがいるって萩ちゃんが言ってた」
あ…もしかしてハーフだった？
私のその一言に
謙ちゃんがブハッと吹き出す
安井「Aちゃんって天然なの？(笑)」
ケラケラと笑う謙ちゃんは
萩ちゃんも悪いな〜なんてブツブツ1人で言ってる
「何で笑ってんの？」
安井「それならガトゥーマってやつもいるから」
ガトゥーマ…サッカー選手？
ってボソッと呟いた私にまた吹き出す謙ちゃん
何がそんなに可笑しいのかわからない！
無視してお菓子を選び直すと
謙ちゃんは涙目で呼吸を整える
安井「萩ちゃん、修学旅行楽しかったみたいだね。グループラインにいっぱい写真送られてきた！」
「…そっか」
何だか色々あった修学旅行だったけど
萩ちゃんも楽しいって思ってくれていてよかった
安井「萩ちゃん、いいヤツっしょ？
勘違いされやすいんだけどね〜
これからも仲良くしてあげてね」
またニコって笑う謙ちゃん
さっきはお兄さんって言ったけど
うちの子よろしくね〜なんて言う謙ちゃんは
「なんかお母さんみたいだね」
安井「お母さん！？お父さんでもなくて！？」
「ん〜なんだろ、サイズ感？」
安井「ひっどくない！？ねぇ樹！お宅の子どういう教育してんの！」
樹「ウチは基本自由に育ててるから」
「樹が私のママ？絶対やだ」
高地「俺もやだ」
北斗「高地はお爺さんだろ？育ちきってる。育てられねえ。」
安井「俺からしたらどんぐりの背比べなんだけど。一番お子ちゃまの大我は？今日いないの？」
樹「なぁ〜んか用事だって！」
大我出かけてんだ…
って
まさか…
「私、そろそろ帰るね！！！」
樹「そうなの？一緒にメシ行かねえ？」
「ごめん！また今度誘って！！」
高地「わかった、まあ学校でね〜」
ゆる〜く手を振る高地君に
ちょっとだけ寂しそうな樹
北斗の表情は読めないけど
もう今はそれどころじゃなくて
「大我のこと忘れてた！！」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 508人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
無名ちゃん(プロフ) - ポップコーンさん» ありがとうございます(^^)なかなか進まない展開で申し訳ないですが、楽しみにしていただけると嬉しいです(^_^) (2018年11月26日 14時) (
レス) id: 212194d3a4 (このIDを非表示/違反報告)
ポップコーン(プロフ) - 切なくて切なくてもどかしくてもどかしくて…ここからの展開が楽しみすぎて夜も眠れません！ (2018年11月24日 17時) (レス) id: af868719a5 (このIDを非表示/違反報告)
無名ちゃん(プロフ) - 紫央さん» コメントありがとうございます(^^)そう言ってもらえると励みになります！頑張ります(^^)これからも楽しみにしていただけると嬉しいです (2018年11月20日 13時) (レス) id: 212194d3a4 (このIDを非表示/違反報告)
紫央(プロフ) - めっっっちゃ面白いです！！最近占ツク見てなかったんですけど、急に占ツク開きまくるようになりました笑笑更新これからも頑張ってくれたら嬉しいです！！ (2018年11月17日 23時) (レス) id: 18d2042c72 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：無名ちゃん | 作成日時：2018年10月3日 21時
