子猫な轟：27 ＊リク ページ41
焦凍side
焦「僕、遊園地初めてだにゃ……」
Aが電車で連れてってくれたのは、遊園地。
あんなクソなパパ←が遊園地に連れてってくれるわけがなく、遊園地に来たのは初めてだ。
高校生も楽しめるところなのか？と思っていたが、Aと二人だからか胸は不思議と高鳴って。
『じゃあ私は何度か来てるし、焦凍くんの好きなアトラクションに行こっか！』
焦「じゃあ…あれ。えっと、メリー、ゴーラ…ンドってやつに乗りたいにゃ」
『メリーゴーランドね！』
＊
Aは
『せっかく遊園地来たんだし、お似合いな可愛い猫耳もあるんだから、いっぱい写真も撮ろ！』
と言ってたくさん写真撮るから、少し恥ずかしかった。
焦「そ、そんなに撮らにゃくても…//」
でも、きっとこの頃の俺に笑顔が少なかったのを気にしてくれているんだと気付くと、Aの優しさに自然と頬が綻んだ。
『ほら、焦凍くんも一緒に写って！
はい、チーズ！にゃー！』
焦「にゃーっ」
・・・
幸せな時間はあっという間で、もう日が暮れてきた
寮の門限に間に合うように、もう帰らなければいけない。
焦「すごく楽しかったにゃ」
お世辞とかじゃなくて、ただ自然な気持ちを伝えると、Aも『私も』と笑った。
『今日の写真、今度アルバム作って渡すね』
そう言ってAが見せてくれたのは、『せっかくだし、おそろいが良い！』と言って買った、猫のカチューシャを着けたAとのたくさんのツーショット。
焦「うん、ありがとう、嬉しいにゃっ」
・・・
次の日には、猫耳と尻尾は無くなっていた。
それからAがくれたのは、現像された写真が張られた、表紙が黄色と黄緑の手作りアルバム。
Aが持っているのは、赤と白の表紙のアルバム。
もしかして──
『お互いのイメージカラー？みたいな感じのノートを選んだの！』
焦「すごい…」
ページもマスキングテープやペンで飾られていて、スイーツのシールが可愛らしい。
よく見ると、雪の結晶や花火のシールもある。
俺の個性をイメージしているのか？
特別な感じがして、思わずアルバムを抱きしめた。
『喜んでもらえてよかった！
頑張ったんだよー！』
すげぇ嬉しいけど、やめてくれよ……
期待、しちまうだろうが……っ
ラッキーアイテム
和風の小物
ラッキー食べ物
スイーツ、お菓子
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ゆきのもち(プロフ) - 白夜さん» コメントありがとうございます！あざとかわいい轟くんいいですよね…私もお持ち帰りしt((殴 (2019年3月4日 18時) (
レス) id: ff0b79d4c2 (このIDを非表示/違反報告)
白夜 - 轟くんあざとかわいい…私がお持ち帰りしｔ（（殴 (2019年3月4日 17時) (レス) id: 924b738468 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきのもち(プロフ) - エレンさん» 感想とアドバイス、ありがとうございます！イラストもまだまだ初心者なので、轟くんを可愛く、かっこよく描けるようにがんばります！ (2018年12月29日 16時) (レス) id: ff0b79d4c2 (このIDを非表示/違反報告)
エレン - 轟くんは顔が少しシュッとしてるほうがいいよ。 (2018年12月28日 23時) (レス) id: 9cf5f7dc68 (このIDを非表示/違反報告)
エレン - 轟君可愛すぎて燃えたわ。消防車ー (2018年12月28日 22時) (レス) id: 9cf5f7dc68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきのもち | 作成日時：2018年9月11日 16時
