神風家 (ページ4)

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さとちゃんが、帰ってきたから、急いで晩御飯を作る潤
偉いよね！文句言わないで作ってくれるんだもん

それをｱﾜｱﾜしながらみてる翔ちゃん
何も出来ないからね仕方ないよね☆

和は、元々何もしないって言うか、頼まれたらﾌﾞｰﾌﾞｰ言いながらもちゃんとするんだけど
頼まれなかったら、さとちゃんを誘ってｹﾞｰﾑしてる 1人でもしてるけどね☆

俺はね、潤を手伝うのでもね、料理の邪魔したら怒られるからね
食器を出すだけなんだけど、それでも、"ありがとう"って言ってもらえるから嬉しいんだよねっ☆

さとちゃんはね、帰宅部だけど、俺達の中で一番帰りが遅いの
何でかと言うと、色んな部活生から試合の期間中だけ頼まれるんだって
"運動神経が良くて、飲み込みが、早いからだろうね"って、さとちゃんに言ったら、"違うよ"って言われるんだよね何でだろう？
うーん･･･良いや！考えたって俺、難しい事分かんないから
難しい事は、翔ちゃんに任せた方が良いから、俺は、気にしないで良いや！

自分の考えに浸っていたら、ｷｯﾁﾝに居る潤に、"雅兄、手伝って"と言われてる事に気づいたから
俺は、"はーい"って返事をして潤の手伝いをする

その間に着替えを済ませたさとちゃんが、ﾘﾋﾞﾝｸﾞに戻って来たらしく
さとちゃん事が、好きで好きでたまらない和が、ｹﾞｰﾑに誘っている所を皿を並べながら、少し羨ましいなんて思いながら、見ていたら
手が止まっていたんだろうね、潤に"手動かせ"って怒られた
でも、俺気にしないからねっ☆ だって、和が、羨ましいんだもん！
手伝いしないで、さとちゃんを独り占めなんてさ！狡いじゃんか！
俺だって、独り占めしたいもん！正直、手伝いをやってる場合じゃないんだよ！
って声を大にして言いたいけど、潤に何言われるか分かんないから、言えないんだけど･･････
でも、俺諦めないよ！どうにか言い訳を考えて修学旅行を休むから！もう、決めたんだからねっ！

と自分の中だけで意気込んで、潤が、作った食事を5人分ﾃｰﾌﾞﾙに並べて、ｿﾌｧｰに座ってる翔ちゃんとｹﾞｰﾑしてた和とさとちゃんを読んで、翔ちゃんの合図で、"いただきまーす"と言って食べ始めた