Endless Game (ページ2)

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｢久しぶりだな、二宮和也｣

｢っ！！｣

｢嬉しくて声も出ないってか？｣

俺の前に現れたのはあの人で

もう会うはずなんかないって思ってた人

｢つまんねぇなおい！！｣

怖くて動けないってこのことなんだなって思った

｢なぁオメガのくせに何睨んでんだよ｣

｢睨んで、なんか......｣

｢ま、いいけどよ。収録終わったらあの部屋にこい｣

｢っ！いき、ませんっ！｣

｢どの口が言ってんだよ！

新しいドラマに今からのバラエティ

なくなりたくないよなぁ？"嵐"のためだもんな？｣

待ってるぞ、って言い残して去っていったあの人

悔しいくらいに体が震えてて

何年も前なのに身体が覚えてるのがいやでいやで仕方がない

｢あ！二宮さん！探しましたよ！！

もうすぐ始まりますからメイク室に来てください！！｣

マネージャーが走って呼びに来た

とりあえず、仕事。

せっかく貰ったレギュラーなんだから、頑張らないと