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「ふ、まく……はげし、っ…」
ごめん、ごめん、って思いながら腰を振る。
味わいたいけど、壊したい。
そんな矛盾の中、俺だけが気持ちよくなってる。
それでも、やめて、と言わないのは
やっぱりAさんの優しさで
それがわかって、俺はまた激しく腰を打ちつける。
「ぅ、……っ」
俺が小さく呻き声を上げると、
「も、むり…っ」
Aさんの声も高くなる。
絶頂はすぐそこにある。
でも、この絶頂を迎えてしまったら
もう二度と、Aさんを乱すことはできない。
それをもう一度理解して。
「あぁ、っ……」
二人で同時に果てる。
はぁ、はぁ、と肩で息をして
Aさんの隣に寝転ぶ。
「もう、風磨くんはげしすぎ、」
照れたようにそういうから
「よかったっしょ?」
その瞳に、また堕ちてしまわないよう
天井を見上げて笑ってみる。
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な な 。(プロフ) - クンミンさん» クンミンさん、毎度コメントありがとうございます!また、私の作品から色々感じとってもらえて嬉しい限りです!これからもよろしくお願いします! (2017年3月14日 18時) (レス) id: 6627164075 (このIDを非表示/違反報告)
クンミン(プロフ) - 巣に近いような風磨くんが描かれていて切ないんだけどキュンとした。人との距離感を大事に思うであろう風磨くんの思い恋。良かったです(´ー`) (2017年3月12日 23時) (レス) id: 1f2e7aa42e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:な な 。 | 作成日時:2017年1月18日 19時