あの日の君は。

happy merry X'mas� ページ34

いきなり、勘久郎に呼び出されて来た水度坂病院。何か大変な事があったのかと思い聞くと、「そうゆうのじゃ無いスから大丈夫スよぉ」と言うゆる〜い返事が返ってきた。
そのまま、内容を全く知らせられないまま着いてしまった訳だが、いつも勘久郎がいる部屋の前まで来ても電気もついていない。話し声がする訳でもない。
ーーーもしかして、約束の場所間違えた？
しかし、そんなことを言っても意味がない。まずは開けてみよう。で、いなかったらいなかったで、その時考えよう。うん。それでいい。
「おじゃましまーす」
もう誰もいないだろう、と言う体でドアを開けると、

パーンッ！

と、軽い音が響いた。

「……………え？」
「メリークリスマスっス〜、A」
「なんだよ、反応少ねぇなぁ、Aは」
「え、そうゆう感じのやつ？もっと驚いた方が良かった、的な？」
おどおどする私に寧々ちゃんが話しかけてきた。
「クリスマスパーティー、ですよ。先に集まって、することが無かったので少し驚かせようか、と」
「あー、そうゆう事か。と言うか寧々ちゃんいてくれて本当良かったよ。勘久郎は置いといて、憲剛機嫌悪そうだし」
「てめぇ、何言ってんだ。お前が来るのがおせぇからだろうが」
「えー、だってついさっき電話かかってきたんだよ？そんな直ぐ来れないって」
「まあ、そうっスね。わざとっスけど」
「わざとなの！？」
「ん？わざとっスよ？」
「いやいや！ん？じゃ無いからね！？」
そんなごちゃごちゃした雰囲気を割り切るように寧々ちゃんが手を叩く。
「まぁまぁ落ち着いて下さい？あ、私はそろそろ予定がありますので、抜けさせていただきますね」
「えっ！寧々ちゃん抜けちゃうの！？私やだよ！？こんな変人達に囲まれるの！」
オブラートに包むこともない言葉に寧々ちゃんが笑う。
「いいじゃないですか。幼馴染みのお三方で楽しんで下さい？」
「そうっスよぉ。寧々ちゃんだって用事あるんスから」
「うぅ〜、なら、仕方無いかぁ」

そんなことで幼馴染み３人のクリスマスパーティーが開催された。

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寧々ちゃんって恵治君と付き合ってるのかなぁ、って最近思ってる。
ついったーで助野先生がそれっぽい画像上げてたからー。
詳細知っている人いたら教えて下さい！

あ、あとまだクリスマスネタ続きます。

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