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ついに、扉の前に着いてしまった。仕方ないので、手を伸ばした時声が聞こえる事に気がついた。
電話中…だろうか。いや、違うな。誰かと話している掛け合いが聞こえる。ノリからしても、これは、
「憲剛か…」
ため息が漏れる。気乗りしないなぁ。よし、開けよう。開けるぞ。開けよう。
「今入っても大丈夫、かな？」
勘久郎と憲剛が一気にこっちを向く。あ、これ入っちゃ駄目なやつだったかも。
「ご、ごめん。邪魔したよね、後でまた来…」
「いや、いいんスよ、全然。憲剛っスから」
「俺への対応が気に食わねぇが、まぁ良いとしてやるよ」
「あ、そ、そっか。良かった」
なんだか二人の態度に首を傾げてしまうが、何か大切な話をしていた訳ではないらしいので、良いとしようか。
「検診、大丈夫だったスか？」
「うん。ちょっとした貧血みたいだったから」
私が苦笑気味に言うと、憲剛があからさまに呆れ顔を浮かべる。
「ちょっ、そんな顔しないでよ！」
「いや、お前阿呆だな、呆れた」
「酷くない！？」
勘久郎をぱっと見ると、まるで子供でも見るような目で私達を見ていた。
「おい、勘久郎。その目止めろ」
「いやぁ、ほんとに面白いスねぇ、と」
「止めてよ、勘久郎…少なからず傷付いた」
「お前が一番酷ぇな！」
そうやって軽口を叩いているが、これは、憲剛のお陰でのものだと思う。やっぱり憲剛はすごいのだ。私と違って逃げてないし。
「申し訳ないスA」
「俺は無視かよ」
「憲ちゃんはまだ子供っぽいスからねぇ」
「お前殺す」
目を細めて笑う勘久郎に見とれてしまう。
後二週間、持つかなぁ。出来る限り早く直そう。
そんなことを心で誓った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一日で、どれだけ更新するんだろ。
だって、遊ぶ友達がいないから←
ジングルベールジングルベール
すっずっがぁ〜なるぅ〜♪
今年もたっのっし〜いクリぼっち♪
へいっ！！！(なにこの悲しい歌は←)
まだまだ、更新してやるZE☆
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水麟 - 紅 こべにさん» ありがとうございますっ！凄く嬉しいです！(満面の笑み) (2019年5月3日 16時) (
レス) id: 65c8c71a9b (このIDを非表示/違反報告)
紅 こべに - 面白すぎませんかこういうシリアス大好きです（真顔） (2019年4月27日 6時) (レス) id: 64e65a2b60 (このIDを非表示/違反報告)
水麟 - おりんさん» ありがとうございます！嬉しいの一言です！ (2019年4月1日 19時) (レス) id: 0dc0777a12 (このIDを非表示/違反報告)
おりん - 水麟さんの作品は全部好きやなぁ…（キラキラ） (2019年3月30日 11時) (レス) id: be6cccc8ca (このIDを非表示/違反報告)
おりん - え、何これメチャおもろ (2019年3月30日 11時) (レス) id: be6cccc8ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水麟 | 作成日時：2018年11月14日 16時
