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「え、あぇ、…え？」
酷く間抜けな声を出してしまった。誰の所為だ、おい。
勘久郎は呆気に取られている私を見て苦笑した。やめろ。傷が抉れる。
「大丈夫スか？すごい声スけど」
「ううん！？大丈夫だよ！？？」
なんだこの返答は。否定か肯定か分からんだろうに。
あーあ、自分でタバスコ吹っ掛けちゃった♥
あはっ♥
うん、じゃないよな。今、それどころかじやないよな。
「あー、確か今日からスよね、Aのお手伝いって」
「う、うん。そうだよ。よろしくね」
「まだ声出てないスよ〜」
少し目を細めて勘久郎は軽く笑った。
やめてくれ、声が出ないのは誰の所為だ。真面目に声帯が仕事してくれない。
「そんな笑うことないじゃん…」
「あはは、悪いスねぇ」
あれ、この感じ。昔と似てるかも。
そうそう、あの子達がまだ生きてた頃も一回あったなぁ。
生徒達の前で言い争ったんだっけ。
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「えーとね、じゃあ次の頁開いてねー」
「はーい！」
私は自分の練習や実習も含め、早花咲の教師として働いていた。
「Aせんせい！ここってどうゆうこと？」
本に載っている霊符を指差し、私に問いかけた。
「えー、ちょっと待ってね…ってうわぁぁああああ！？」
バランスを崩し、足を挫かせ、私は墨液にダイブした。
墨液にダイブした。その時に、勘久郎が来た。
「あはは、何してるんスかw」
勘久郎は思いっきり吹き出した。
「ちょっ、そんな笑わないでよ！」
「いや、だって流石にふふっそんっな事にはならな」「もう五月蝿い！」
「はいはい、悪かったス」
「思ってないじゃん！顔笑ってるもん！」
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まぁ、その時は何だかんだで授業時間が終わってそのあと…
「A〜、聞いてるスか？」
「あ、ごめん。聞いてなかった」
次目に写ったのは少し目を見開く勘久郎だった。
「え？な、なんか変なこと言った、かな…」
「…あぁ、いや、何て言うんスかねぇ」
ーーーー「なんか、懐かしい感じがしたんスよ」
あぁ、昔の事思い出してたからか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
過去偏に逃げる、の巻。
多分、そろそろギャグ作ります。
作者名は変える気無いので、良ければ見てください！まだ作ってないけど。
そして作者、その時のテンションによって描く文が地球人と火星人位に違います。(←何の報告だよ)
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水麟 - 紅 こべにさん» ありがとうございますっ！凄く嬉しいです！(満面の笑み) (2019年5月3日 16時) (
レス) id: 65c8c71a9b (このIDを非表示/違反報告)
紅 こべに - 面白すぎませんかこういうシリアス大好きです（真顔） (2019年4月27日 6時) (レス) id: 64e65a2b60 (このIDを非表示/違反報告)
水麟 - おりんさん» ありがとうございます！嬉しいの一言です！ (2019年4月1日 19時) (レス) id: 0dc0777a12 (このIDを非表示/違反報告)
おりん - 水麟さんの作品は全部好きやなぁ…（キラキラ） (2019年3月30日 11時) (レス) id: be6cccc8ca (このIDを非表示/違反報告)
おりん - え、何これメチャおもろ (2019年3月30日 11時) (レス) id: be6cccc8ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水麟 | 作成日時：2018年11月14日 16時
